天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

民主党代表選挙

 あまり政治色の強いことは書かない方がいいという先輩のお言葉があったが、民主党の代表選挙が終わったので一言。
 世論主導の結果に終わってひと先ずよかった。しかしながら、いきなり円高に振れたことを批判的に報道する向きもあった。ともあれ、世論主導ということは、民主主義的とは言えるだろう。小沢さんは実は「いい人」で、おもてに出るのが好きではない、シャイな人だという隠れ小沢ファンもいるにはいた。しかし、お金にルーズでダーティなイメージが定着してしまっていることは事実だろう。
 それにしても、本当は颯爽とさわやかなリーダーシップのあるリーダーが待ち望まれる。がしかし、今日本の政治が抱えている課題はどれも簡単なものではない。沖縄基地問題ひとつとってもしかり。「腹案がある」などと軽口をたたくような人はリーダーたる資格はない。一人ではリーダー役が務まらない、と言う方が正直だろう。
 リーダーを立てたら、立てた側のサポーターの責任も重い。リーダーを支えてゆく覚悟と実行力が無ければ、無責任にリーダーを選んだことになる。負けた方の小沢さんまでが、「負けても一兵卒として」とか「挙党一致の体制で」とか言っているらしいが、それならこの時期に代表選などをやらずに、最初から菅体制にひたすら協力するのが真に「いい人」なのではないだろうか。
 しばらく静観せざるを得ない。政治色のない、単なる感想です。