天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

袋田の滝

 週末にゴルフに行ったついでに、袋田の滝というところへ行った。日本三大漠布の一つであり、知る人ぞ知り、知らない人は知らない。私も誘われてゆくまで知らなかった。
 自分のような生活をしているとその界隈にはゴルフ場くらいしか行く機会がない。ここは水戸の近くで、周囲はフツーの田舎で何もないと思っていたが、その滝の近くはすっかり観光地になっていた。滝なので、昔からあり、昔から名所旧跡のひとつだったに違いない。なにしろ水戸藩のおひざ元なのだから、却って昔の方がそれなりに人の往来があったのかもしれない。附近のお店の名物のカンバンには、水戸納豆、こんにゃく、草団子などとあり、いかにも田舎で素朴な感じがする。

これは、滝への入口を登り始めると見えてくる景色。まだ遠いので、滝は小さいのだなと見える。手前に吊り橋が見える。山道と石段を登ったさきの休憩所には、鮎の塩焼きなどを売る店もある。
 見えていた吊り橋のところに着いた。

しっかり吊ってあるが、吊り橋なのでやはり揺れる。写真もぶれている。

 滝に近づくとこんな感じ。この滝は、冬に凍ることで有名らしい。滝の正面に観瀑台というのがあって、そこへ至るトンネルの入り口に料金所があった。そこで冬の凍った滝の写真を見ると、水の流れが白く膨らんでいた。凍っている間、流れているはずの水はどこへ行ってしまうのか。ということに疑問を持つ人がいたが、氷の底の方を水量が少なくなって流れているらしいという話を、切符売りのお姉さんから聞いて納得。
 ちなみに、日本三大瀑布とはこの他に那智の滝と日光華厳の滝。どちらも修学旅行コース。ひょっとすると袋田の滝も地元系小学校などでは修学旅行として行くのかもしれない。
 もうひとつ。このような日本の自然は結構外国の人に人気があるらしい。随分前の記憶だが、どこかの川べりの観光地で、韓国のおばさんたちが酒盛りをして歌を唄っていた光景を思い出す。この滝もそんな人たちも来てもらえそうな雰囲気があってよかった。