天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

最近の中国事情など

 孫のリンちゃんがインフルエンザにかかって、学校を休んでいた。ワクチンでインフルエンザは峠を越したようだが、薬疹ができてまだ学校に行けてないらしい。

 伝染性の病気といえば、中国武漢で発生した新型コロナウイルスが広がっている。中国内ではこういう情報が出ている。

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 これを見ると、大都市に感染が飛んでいる。人の動きは今や飛行機で都市から都市に移る様子がよく分かる。なので、国を超えて日本やアメリカにも感染者が動いているらしい。はじめの段階では人から人への伝染性については楽観的な見方だったが、まだよく分からない。

 今朝のラジオでは、箱根の土産物屋がこれを理由に「中国人の出入りお断り」という張り紙を出したとか。ひどい話だ。中国がどれだけ広いか、中国人でなくても中国へ行ってきた人は感染している可能性がある。つまり感染可能性は今や国籍には関係ない。そういう認識ができない日本人が情けない。どこの土産物屋か知らないけど、誰も行かないで潰してしまえ。

 中国情報ついでに、2,3日前に習近平氏は雲南省を訪問したらしい。

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 春節を目前にしたこの時期、何しに行ったのだろうと思ったら、脱貧困の状況を視察に行ったようだ。確かに中国の格差を縮めるための政策を色々やっているが、その効果のほどを見に行ったのだろう。民族衣装を着た子供たちに囲まれている様子は、やらせだろうと思うが、子供たちの表情はまんざらでもなさそう。だいたいこの写真は、昨年の旅で知り合った雲南省の学生が、主席が来たよ!と送ってきたものだ。実績に基づく信頼感というものは確かにあるように思える。

 日本の首相は忖度官僚と、利権がらみの企業人、政府の報道機関と化したマスコミくらいがもてはやすだけ、というのとは大違い。中国が人権問題とか色々問題も抱えているが、そこに住む人たちにとっては自分たちの生活が明らかに向上するとか、それこそ利権政治家が処分されるとかフェアな動きが見える限り、大衆の支持はあるんだろう。犬HKのふざけた支持率とは違う。だいたい支持率なんていう数字を、殊更出す理由が無い。

 

 さて二胡の方だが、検定試験が終わり、次は2月1日に日中友好協会の春節の会で二胡を弾く。3人の仲間が参加してくれて、4人で演奏する予定。

演目は、彩雲追月、夜来香、花は咲く、ピンジュイ、蘇州夜曲 くらいを考えている。この程度の曲目なら落ち着いて弾けるだろう。

 明日、集まって音合わせをする。終わったら孫リンの様子を見に行こうか。

成人の日に思う

 今日1月15日が成人の日。だったはずが、今年は13日となり、成人式なども行われた。最寄りの休日の隣にしたんだ。連休にする意味は何だろうと思う。飛び石になると間も休日にするということになったので、余分に休みが増えないようにしたのだろうか。それとも、日曜祝日以外に休みを取りにくい人たちのために連休を増やして、ゆっくり休んでもらおうということなのか。

 どうでもいいことですが、国のスタンスというものが現れるような気がする。

 また、還暦後20年を経過した80歳で二度目の成人を祝う、ということやっている人たちがいるらしい。ヒマなんだからいいんじゃないの。

 国のスタンスといえば、最近気になる司法の問題。ゴーン氏は日本の司法が信用できないので国外へ脱出した。司法の在り方は確かにおかしい。

 今日の東京新聞でもこの通り。

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 日本の司法は「自白制度」、「人質司法」だとの批判。当然そういう批判を受けることをしている。籠池夫妻の長期拘留も異常だった。これについては籠池氏は白黒はっきりさせるスタンスを持っている。おかしいだろうと、インタビューしてYoutubeにアップするYoutuberもいるほど。いちばんおかしな総理夫妻には官僚も検察も忖度しておとがめなし。今のところ、であってほしい。必ず正義は勝つ、というのが人間社会の摂理になってほしい。

 自白制度の弊害は、ゴーン氏や籠池氏のことばかりではない。このために幾多の冤罪が生まれている。いまだに係争中のものもあるし、冤罪のまま当該被害者が獄中死しているケース。あるいは泣き寝入りしているケースもあるに違いない。まさに人権問題だ。

 日本は、人権に疎い国ってことだろうか。上記の記事の後段には、アジア各国やイスラム圏の問題に対する消極姿勢が問題にされている。このことは、外国人の在留管理制度にも如実に表れている。

 まず難民認定が極端に少ない。何らかの事情で国に帰れない人を、不法滞在者として収監してしまう。日本に家族もいて、仕事をしていてもだ。

 外国人を雇用する側の問題もある。アジアからの研修生制度を、使い捨て人材のように扱う会社がある。人材派遣会社も、外国人も対象にしている。ということは、外国人の労働に対する賃金をピンハネしているともいえる。

 日本の、人権に対するいい加減さはあげたらきりがないほど。成人式を迎えるような若者たちは、そういうことに気づいているだろうか。今や外国人或いはハーフで、この年齢に達する人たちの数も増え、日本で成人になる人などは、今までに理不尽な思いを経験したこともあるようだ。

 若くて純粋な気持ちで、今の日本がおかしいことに気づいてほしい。とりあえず自分が生活できることを最優先するのだろうが、正義が行われる国になる努力をしていかないといつ何時被害者になるかもしれない。そういう国に日本はなっているようだ。という認識が欲しい。

もろもろの事

 しばらくブログアップしてなかったのは、やはり二胡検定が気になってじっくりパソコンに向かうことをしなかったか。一昨日、それも終わり、昨日は審査員の先生の講評を聞くことになった。

 受験者は無料の講師陣による演奏会という案内だったので、六本木と赤坂の間にある多元文化館というところまで行った。が、演奏会ではなく講評だった。それはそれで大変為になった。

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 日本での世話役のチャイナリニア(東京華楽坊芸術学校)さんがFacbookにアップしてくれたので、シェアしてみました。ここに書いてある通り、

「検定では、1〜3級は初級、4〜6級は中級、7〜9級は上級となっていますが、
結果や人と比べることよりも、各自の成長と、音楽性を深めることが大切だということも強調されていました。」

 この言葉いいなあ。今回自分が受けたのは4級だったが、合格するかどうかヤキモキしても仕方がない。合否はともかく、この受験の為に先生から基本的なことを指導され、そのことを一生懸命練習するきっかけになったことでやってよかったと思った。これが無ければ、いつも指摘されることと聞き流してしまう。

 二胡の講評では、左手の形から右手の指の役割など、日頃先生が離されている事と同じだが、教える言葉の表現が違うとまた身に染みる。

 二胡では6級までが基礎的な技術の確認で、7級以上が曲の表現などの芸術性を見るということだった。今回は一度習った曲が4級の課題曲の一つにあったので、受けてみたが、せっかくなので6級までの基礎的な技術を練習してこの検定で確認していくか。

 

 と新年早々二胡的生活に邁進していたが、年末年始と情勢が動いている。

 米国とイランはすぐに武力衝突が起きることは無い、ということになったとたん、アベピョンは一旦とりやめた中東行をのこのこやっている。こんな様子を見るにつけ、彼のやってきたことはこんなんだとネットには飛び交う。

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人物評価としてはこんな感じ。

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 安倍に訪問された国々の首長も、有難迷惑だろうな。儀礼的な対応はするが、何の効果も意味もない。それなのに、犬HKは、アベピョンの支持率が不支持より多いというインチキ集計を恥ずかしくもなく報道している。

 ゴーンでなくても日本が嫌になる。

 

東京新聞と東京MXTV

 毎日の新聞を見ていると、これだけ政治が酷いと指摘する声がある。ということは、いよいよ政権交代がされる年になったか、と却って期待もする。

 

 地元八王子市では市長選挙が始まる。36歳の弁護士白神優理子氏(八王子合同法律事務所)が立候補に名乗りを上げた。この人が当選したら素敵だ。八王子市民も捨てたものじゃないということになる。

 

 イラン情勢が緊迫している中、まだ自衛隊を送るつもりでいるバカ政権。トランプは中東から兵隊を撤退して、日本に肩代わりさせる筋書きではないか。完全に今の政権はその路線に従っている。日本国民の安全などは一切念頭にない。

 

 ゴーンに逃げられた日本の司法は、その妻に逮捕状を出した。

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ヒドイもんだね。

 

 で、東京新聞の記事から、の前に、MXTVの5時に夢中の水曜コメンテーター江原啓之によると、今年の日本は「破滅と崩壊」の年だそう。この番組に出るコメンテーターはズバリのところが面白い。「嘘」の口車に乗っているとこういう事になる。だから自分で「嘘」を見抜いて地道に生活することが大切とか。「嘘」は、嘘ばかりついている首相を意味している。経済のことだと言うが、経済一辺倒でアホノミクスをやってきたことが今年崩壊するってこと。ズバリだな。

 

 東京新聞の方は、色々あるが、コラムは斎藤美奈子ちゃんだった。「それでも、やる!?」と題して、まとめて現政権のかじ取りがダメなことを書いていた。

 曰く、IR汚職で逮捕者が出てもIRの見直しをしない。辺野古の県民投票結果を無視して、軟弱地盤が発覚しても、工期延長、予算増までして工事をやめない。イラク情勢が危険になっても自衛隊の派遣(派兵だろ)を辞めない。

 不祥事を起こしたタレントは降板し、スポーツ選手は出場停止になる。気候が変動すればイベントは雨天中止とかになる。なのに政府は決めたこと(民意でない、ただの閣議決定)を辞めようとしない。

「多くの国民が納得していない改憲もそう。どんな悪天候でも欠航しない飛行機と同じ。操縦かんを握るのはもう無理だ。危なすぎるよ。」と結んでいる。

 トランプの言いなりになっていれば、政権安泰と思ってのことだろうが、その態度は完全に国民をバカにしている。トランプは今年再選するかどうか。アメリカにもアメリカ中心主義がいいのだと本気で思っているバカが結構いるので、どうなるか分からない。八王子で言えば市長選に立とうという白神さんのような、心ある議員が米国に多くいる。まずトランプからひっくり返さないとダメか。それも情けない。韓国のように、市民運動で政権が倒れるという民主主義がなぜ日本で起きないのか。

特訓

 昨日は、今年初の二胡のレッスン。そのあと、例によって孫リンのところへ行く。小学校はまだ冬休みなので、会社が始まると孫リンは朝から学童へゆく。早く帰りたい症候群なので、ジイジが家で待っているというわけ。

 帰ると、自転車でお年玉を使いに本屋さんに行きたいと言う。昨年末頃やっとなんとか乗れるようになったレベルの自転車。いつも車で連れて行ってた商店街(イオン)。自転車には手ごろな距離。お小遣いを使う勉強にもなるし、自転車で行くことにした。が、自分用の自転車は無い。ジョギングで追いかけるしかない。

 おかげで久々にジョギングをさせてもらった。日頃、ジョギング復活しようとしても、なかなか走り続けられずに歩く散歩になるが、自転車にはジョグがちょうどよかった。

 さて、二胡レッスンの方は、検定前の最後のレッスン。なのに色々と注意事項というか改善すべき点の指摘があった。ウーム。速度の問題、譜面通りの間で弾けること、音程のぶれが無いこと(二胡はフレットが無いので、弦を押さえる指の位置がずれると音程に影響する)、無用な滑り音を出さないこと。(二胡はやはりフレットが無いせいで、指の位置を動かすつまり滑らせるときに音が出ないようにする)この滑り音はあえて出すことで二胡らしさを出す場合があるが、その指定が無い所では音を滑らさない。

 さらに、弦を抑える指は丸く、指先で弦を押さえるようにする。第一関節をまげて指先が現になるべく直角になるようにする。

 すべて基礎的なこととも言える。これらが出来ていなくても二胡で曲は弾くことができる。が、それではいい音で切れのある演奏は期待できない。検定の合否に関わらず、せっかく先生が治そうと必死で教えてくれるので、しっかり受け止めて実力がつくように試験直前まで練習しておこうと思う。

 がしかし、朝からぶっ続けではできない。運動不足の原因にもなる。と訳で今日は、榛名神社まで行った。群馬の榛名山の分家みたいな神社。かなり傷んでいたが、今日久しぶりに行くと、階段がコンクリートで整備され、手すりも新しく着いていた。

 能楽堂もきれいになっている。神主が常駐する神社ではないので、誰が管理しているのか、金回りがいい。裏にトヨタの自動車技術専門大学があるので、そのせいか?はたまたすぐ裏を新しい道路が通る工事中で、周囲もついでに整備されているのか。よく分からないが、朽ち果てるのを見るより、地元の交流の場として確保される方が良い。

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 さて、散歩の後でまた練習。昨日より改善しただろうか。明日はもっと良くなるだろうか。本番で上がらないように。会場まで行ってから十分なウォーミングアップをしてから臨まないと。などなど、すべて十分な練習が裏付け。

 先生も、最後はプレッシャーにならないような気分で練習してください、とやさしい。

碧螺春

 昨日は、二胡のレッスンがあったので散歩は省略だったが、今日は行った。1日坊主にならなくてよかった。予定通り、一昨日より少し先の大戸観音堂というところまで。

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 写真が遠景になってしまったが、左側の階段が鐘撞堂の下を通る正面の入り口。

ここの写真は、確か前にアップしたなと思ったら、ちょうど1年前だった。

mm3493.hatenablog.com

 しかも、その日も中国茶のことを書いている。同じお茶じゃなくてよかったが、10年一日のごとしとはこのことか。2年だけど。

 世の中のことを書こうとするが、ろくなことが無いので、ついこういう事を書きたくなる。今日は朝から碧螺春という名の緑茶を飲んでいた。

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 この茶葉は、江蘇省の産が名が通っているが、これは原産地が雲南省の普洱市となっている。ここで育てた茶葉を碧螺春式の製法で製品にしたものだろうと思われる。

 今日は、この次に黒茶のほうの本来の普洱茶を陳皮と合わせて飲んでいる。こちらも随分飲み慣れたものだ。

 世の中の出来事で、面白いことがひとつ。ゴーン with the wind.保釈中のゴーン氏がレバノンに逃亡した由。チェックの薄い年末を狙って、プライベート機で飛んだとか。

 彼にしてみれば、まともな法治国家ではない日本にいる理由がなくなったということだろう。不法な長期拘留で嫌気がさしたその気持ちは分かる。保釈取り消しとか言っても15億円の保釈金などは、彼には「ヘ」でもない。

 明日は初レッスンを受ける。まだまだ仕上がっていない。練習練習。

 糯米香茶

 昨年11月の雲南省の旅で買ったお茶。よく吟味する時間もない旅だったので、見たことのない名前のお茶をいくつか買った。その一つ。「糯米香茶」その名の通り、もち米の香りをつけた緑茶。

 中国の緑茶は、色々と香りをつけたものがある。一般的なジャスミン茶もそのひとつ。茉莉花茶のことで、花の香がつけてあるのが広く飲まれるようになったもの。

 で、もち米の香のお茶はどうなのか。

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  袋を見ると、「南海河」とある。調べると海南島ではなく、普洱市の一地域の地名だった。そういえば、旅行の時のガイドさんが、雲南省で売っているお茶はみな普洱茶だと言っていた。

 プーアル茶(普洱茶)と言えば、円盤のような塊になったものが知られているが、固めてないものもあることは知っていて、最初に貰ったものを飲み、塊を削る手間が無いので買うようになった。

 しかしこれはお茶の種類としては緑茶だ。緑茶だけれど、普洱のお茶なので普洱茶の一種だということだ。ガイドさんはそういうことを言っていたのか。

 で、お味は。なかなかいい。初めて飲む味。緑茶に違いないが、糯米の香りが香ばしい。何度もお湯を入れて、何煎も味わうことができる。うーん、これは日本では見たことが無い。しかし茶色くはいる普通の普洱茶と違って、緑茶なので賞味期限はせいぜい2年。袋にもそうのように書いてある。しばらくの間、時々楽しませてもらおう。

 ところで、今日は教える方の二胡教室の初日。生徒さん一人と同行して教室会場としている場所に行くと、そこにいるはずの小学生の生徒は冬休みで不在だった。年末のレッスンんも急きょ休んだが、今日聞くとそこの家族で年末から不幸が続いていた由。本人のやる気がなくなったのか、少し心配していた。せっかく年少から始めたので、上手になるようにしっかり教えたいと思っていたが、次回に本人の意向を確認しよう。

 ボランティア教師とはいえ、教える以上いい結果をだしたい。もう一人の生徒さんは、ほぼゼロからのスタートだったこともあり、ご自分で進歩を自覚してもらっているようなので嬉しい。

 一方自分の今年の初レッスンは明後日。検定までの最後のレッスン。仕上がり状況をチェックしてもらうわけで、明日はその前の猛特訓。いつもの泥縄式のよう。

 検定は、去年が初めてで、今年が初めての2回目。何でもやることは初めてなのだ。

 負ける戦はしない方針で今まで生きて来たが、こればっかりは分からない。人事を尽くしてなんとやら。