昨年11月の雲南省の旅で買ったお茶。よく吟味する時間もない旅だったので、見たことのない名前のお茶をいくつか買った。その一つ。「糯米香茶」その名の通り、もち米の香りをつけた緑茶。
中国の緑茶は、色々と香りをつけたものがある。一般的なジャスミン茶もそのひとつ。茉莉花茶のことで、花の香がつけてあるのが広く飲まれるようになったもの。
で、もち米の香のお茶はどうなのか。
袋を見ると、「南海河」とある。調べると海南島ではなく、普洱市の一地域の地名だった。そういえば、旅行の時のガイドさんが、雲南省で売っているお茶はみな普洱茶だと言っていた。
プーアル茶(普洱茶)と言えば、円盤のような塊になったものが知られているが、固めてないものもあることは知っていて、最初に貰ったものを飲み、塊を削る手間が無いので買うようになった。
しかしこれはお茶の種類としては緑茶だ。緑茶だけれど、普洱のお茶なので普洱茶の一種だということだ。ガイドさんはそういうことを言っていたのか。
で、お味は。なかなかいい。初めて飲む味。緑茶に違いないが、糯米の香りが香ばしい。何度もお湯を入れて、何煎も味わうことができる。うーん、これは日本では見たことが無い。しかし茶色くはいる普通の普洱茶と違って、緑茶なので賞味期限はせいぜい2年。袋にもそうのように書いてある。しばらくの間、時々楽しませてもらおう。
ところで、今日は教える方の二胡教室の初日。生徒さん一人と同行して教室会場としている場所に行くと、そこにいるはずの小学生の生徒は冬休みで不在だった。年末のレッスンんも急きょ休んだが、今日聞くとそこの家族で年末から不幸が続いていた由。本人のやる気がなくなったのか、少し心配していた。せっかく年少から始めたので、上手になるようにしっかり教えたいと思っていたが、次回に本人の意向を確認しよう。
ボランティア教師とはいえ、教える以上いい結果をだしたい。もう一人の生徒さんは、ほぼゼロからのスタートだったこともあり、ご自分で進歩を自覚してもらっているようなので嬉しい。
一方自分の今年の初レッスンは明後日。検定までの最後のレッスン。仕上がり状況をチェックしてもらうわけで、明日はその前の猛特訓。いつもの泥縄式のよう。
検定は、去年が初めてで、今年が初めての2回目。何でもやることは初めてなのだ。
負ける戦はしない方針で今まで生きて来たが、こればっかりは分からない。人事を尽くしてなんとやら。