天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

成人の日に思う

 今日1月15日が成人の日。だったはずが、今年は13日となり、成人式なども行われた。最寄りの休日の隣にしたんだ。連休にする意味は何だろうと思う。飛び石になると間も休日にするということになったので、余分に休みが増えないようにしたのだろうか。それとも、日曜祝日以外に休みを取りにくい人たちのために連休を増やして、ゆっくり休んでもらおうということなのか。

 どうでもいいことですが、国のスタンスというものが現れるような気がする。

 また、還暦後20年を経過した80歳で二度目の成人を祝う、ということやっている人たちがいるらしい。ヒマなんだからいいんじゃないの。

 国のスタンスといえば、最近気になる司法の問題。ゴーン氏は日本の司法が信用できないので国外へ脱出した。司法の在り方は確かにおかしい。

 今日の東京新聞でもこの通り。

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 日本の司法は「自白制度」、「人質司法」だとの批判。当然そういう批判を受けることをしている。籠池夫妻の長期拘留も異常だった。これについては籠池氏は白黒はっきりさせるスタンスを持っている。おかしいだろうと、インタビューしてYoutubeにアップするYoutuberもいるほど。いちばんおかしな総理夫妻には官僚も検察も忖度しておとがめなし。今のところ、であってほしい。必ず正義は勝つ、というのが人間社会の摂理になってほしい。

 自白制度の弊害は、ゴーン氏や籠池氏のことばかりではない。このために幾多の冤罪が生まれている。いまだに係争中のものもあるし、冤罪のまま当該被害者が獄中死しているケース。あるいは泣き寝入りしているケースもあるに違いない。まさに人権問題だ。

 日本は、人権に疎い国ってことだろうか。上記の記事の後段には、アジア各国やイスラム圏の問題に対する消極姿勢が問題にされている。このことは、外国人の在留管理制度にも如実に表れている。

 まず難民認定が極端に少ない。何らかの事情で国に帰れない人を、不法滞在者として収監してしまう。日本に家族もいて、仕事をしていてもだ。

 外国人を雇用する側の問題もある。アジアからの研修生制度を、使い捨て人材のように扱う会社がある。人材派遣会社も、外国人も対象にしている。ということは、外国人の労働に対する賃金をピンハネしているともいえる。

 日本の、人権に対するいい加減さはあげたらきりがないほど。成人式を迎えるような若者たちは、そういうことに気づいているだろうか。今や外国人或いはハーフで、この年齢に達する人たちの数も増え、日本で成人になる人などは、今までに理不尽な思いを経験したこともあるようだ。

 若くて純粋な気持ちで、今の日本がおかしいことに気づいてほしい。とりあえず自分が生活できることを最優先するのだろうが、正義が行われる国になる努力をしていかないといつ何時被害者になるかもしれない。そういう国に日本はなっているようだ。という認識が欲しい。