あれよあれよと日が過ぎて、今日は3月3日のひな祭り。少し先週末を振り返る。
うるう年の２月２９日の土曜。今年２回目の高尾山に行った。前から二胡の先生のお母さんを案内しようと思っていて、ここでやっと実現した。
高尾山はミシュランの星で優良観光地と評価されてから、外国人を中心にたくさんの人が集まるようになった。が、今年になってコロナのおかげで明らかに客足が遠のいている。今回もそうだったが、逆に言えばおかげでちょうどいい人出くらいに感じる。
ほとんど客がいないと寂しいが、行列で登るほど混むと何しに来ているかわからないほど。そこが適度な感じだった。多くの客に慣れているふもとの土産物売り場の人は客が少ないというが、それでもこんなに来ているのだから贅沢言うんじゃない。てな感じ。
で、山登りだが、登りは徒歩で上がってみたいと言うご希望で１号路を歩いたが、途中でケーブルカーにすればよかったということだった。後悔後に立つ。
ゆっくり上って、ケーブルカーの上の駅に着いたところでカフェで休憩。ゆっくり休憩しすぎて汗が冷えたほど。それと気づけば精進料理を予約した時間。少し遅れる電話を入れてから、ゆっくり薬王院へ。
写真は薬王院の建物の中の待合室の床の間。先生たちは他にも写真をいっぱいとっていたが、その様子に押されてこちらはろくにシャッターを押さず、これ１枚。
今回の目的は、ここで精進料理を味わってもらうというものだった。３９００円のフルコース。２年ほど前に北京人民大学からの留学生二人といったのと同じ。あの時、先生のあ母さんをお連れしたいと思った。
今回は料理の写真も撮らなかったが、前回の時の写真を見て振り返ると、当然だがほとんど同じ。お値段は、消費税率が上がる前と後で変わらなかった。
ただ、季節が違うので季節のものが違う。天ぷらにはフキノトウが入っておいしかった。肉料理や、魚料理に見せかけて作った様子が面白いのでお誘いしたのだが、おいしいかというとそこそこには食べられる、という程度かと思っていたが、今回は前回よりおいしく感じた。先生もお母さんも完食してくれたので良かった。
こんな健康的な料理なら毎日食べたいと言ってくれた。ひとまずよかった。
下山はケーブルカーを使った。
そして昨日がレンッスンの日だった。高尾山を振り返る余裕もなく、いろいろ指導を受ける。
毎年３月の初めのレッスンには先生の誕生日祝いをする。いつもマザーハウスで何か調達する。最近はマザーハウス新宿店にも行く機会がなくなった。しかし先日店長さんからの転勤の挨拶状をもらって、銀ブラのついでに立ち寄った。息子の財布をと買ったが、実はこの日のことも頭にあり、財布は男女兼用どちらでも使えるデザインを選んでいた。結局それをプレゼントにした。
さて今日は、初めてロテンガーデンという近所の温泉に行った。いつもの竜泉寺温泉ではなく、こちらは天然温泉。今年１回目の高尾山の時に一緒だった方が、あの時のお礼だとしてここの入浴券をくれた。あの時は多少交通費を負担したのを気にされていたらしい。律儀な人、と思いつつありがたく出かけた。珍しく家内と。
行ってみると、竜泉寺温泉より古いが、同じように設備は整っていて場所が１６号線沿いの丘の上。その一番高い場所の露天風呂に入って、日光浴をしながら平和と幸福を感じた。普段ならいるはずのないガキンチョたちが、コロナのせいで父親と温泉に来ている。おやじも休暇か在宅勤務にしてこどもの面倒をみているんだろう。
コロナのせいで、来週はうちにも木曜あたりから孫たちが勢ぞろいする。
コロナ感染拡大への対策は必要なことだが、全国一斉に学校を休みにするという浅はかな総理の発言があったため、世の中は混乱している。週明けてると４０％は通常通り学校運営がされるというので、現場の知事や市町の方がよほど良識がある判断ができる人がいることが分かり、一安心。
マスクが店頭から消えたが、政府関係組織には備蓄があるらしい。
トイレットペーパーやティッシュまで買いだめのせいでなくなるという現象まで起きた。
日本はコロナ汚染国になっているが、これは横浜港に停泊しているクルーズ船を、か患者もろとも閉じ込めてしまうという人権無視の初期対応のまずさから来たもの。そこを挽回しようと全国一斉学校の休みとしたのだろうが、そのことがし社会にどういう影響を及ばすか、配慮もできずに独断で発言したバカが悪評に追い打ちをかけた。
日本より韓国の方が感染者が多いと報道されているが、日本の場合検査がちゃんとされていない。潜在的な感染者が多いのでは。かくいう自分もいろいろ出歩いて、コロナ菌を持っているかもしれない。発症しない人はいくらもいる。
習近平氏も来日を見合わせることになった。コロナのせいでということになっているが、本当のところこんなモノとあってもしょうがない。政権交代後にした方が有益ではないかとの考えがあったとしても不思議ではない。
