天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

久々の高尾山

 今日は、昨日の春節の会を見にわざわざ函館から来てくださった方を高尾山に案内した。ここへ行くのは、もう一昨年になるが、中国の留学生を連れてきて以来になる。

 あの時は雨ふりで傘を買ったのを覚えているが、今日は晴天。とてもいい天気だった。にもかかわらず、人出はあの時より少なめ。やはり新型肺炎が流行している為と思われる。

 ケーブルカーで上まで行くと、名所案内しますというボランティアのテントがあった。勝って知ったる高尾山だが、はるばる来てくれたお客さんにガイドして貰おうと頼んでみた。そうしたら、知らないことがいっぱいあるのに驚いた。

 中でもこの場所には行ったことが無かった。

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 見た通り仏舎利塔。ここは秋の紅葉がきれいなので、その季節に来てほしいとの話だった。ここを一周すると、全国のお寺を回ったことになるというので、周ってみると、こんな慰霊碑もあった。

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 志那駐屯歩兵第二聯隊とある。日中戦争に駆り出された兵隊の犠牲者の慰霊碑らしい。この戦争を仕掛けた連中は戦犯だろうが、歩兵は確かに犠牲者かもしれない。

などと思いつつ写真を撮っておいた。

 そのほか初耳の話は、高尾山のところどころに赤い帽子を冠ったお地蔵さんがいくつも並んでいるが、これは地蔵ではなく弘法大使だそうで、四国88か所のお寺にちなんだものとか。しかも像の下には実際に四国のそのお寺の土を持ってきて埋められているという話だった。この位置を示した地図もあるので、これを1日かけて回る人もいるらしい。

 あと、六根清浄のぐるぐる回す石灯篭。回すことでお経を唱えたことにするなどは、チベットマニ車を思い出させる。省略形で済ませたいという人間の浅はかさはどこも同じか。浅はかというか、知恵と言うべきかな。工夫か。

 そして本来の目的は薬王院の精進料理を食べることだったが、今日は明日の節分の準備がるため精進料理もそばもやってないということだった。残念。

 で、高尾の冬そばキャンペーンで100えん引きで山頂の蕎麦屋でとろろそばを食べた。そのあと、もう一人の案内人の勧めで宮ケ瀬ダムを見に行ってから八王子に戻った。夕方の甲州街道が車がすいていた。やはり外出を控えているのだろう。

 中国でも予防のためには外出を控えるようにと、第1番に書いてある。日本語が並記されているので参考まで。

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