天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

今年の10大ニュース

 今年の10大ニュースを思いつくまま、自分なりに列挙してみました。

大小取り交ぜで、思いが色々なので<解説>しときます。

1.れいわ新選組の台頭

2.アフガニスタンでの中村医師の銃撃事件

3.台風被害

4.二胡検定

5.二胡ボランティア

6.腐敗政権が日本にいる不思議

7.県民投票結果を考慮しない辺野古基地建設の続行

8.団体旅行初参加

9.グレタさん

10.無事に1年が経過

<解説>

1.山本太郎氏が「れいわ新選組」を作るという話を聞いたときには、その名前に違和感を持ちました。そういう人は他にもいると思います。チャラチャラした感じ。だから信用しないという人も場合によってはいるかも。

 しかし、「新選組」は幕末の新選組に拘らず、文字通り「新しく選んだ(もしくは選ぶ組)」と解釈する。「れいわ」も「令和」という漢字を使わず、時代に迎合しない。しないけれども平成から令和に時代は移っている。そこで新しく出直すのだという気持ちが込められている。と思うと、この名前に違和感も無くなり、ともかく山本太郎氏がどういう動きをするのか注目していた。

 新宿の該当演説会に行き、茅ヶ崎まで彼のことを撮った映画を見に行った。その結果、やはり今の日本を変える起爆剤そのもの。「政権を取りに行く」と明言するその心は、そうしないと今の日本は変わらない、という必死の思いが伝わってくる。

 彼のことを嫌う人もいる。ポピュリストであるとか、仲間に選ぶ人選に脈絡が無いように見える。しかし起爆するときに、したり顔の脈絡など要らない。

 この段、書きだすと切りがないので、ともかく来年も今年以上に応援したい。

2.中村医師の銃撃事件は、本当にショックだった。

 らい病患者を治す医師として派遣されて以来、現地の人に本来必要なものを模索し、井戸を掘り、用水路を作るという事業まで30年にわたって行ってきた。資金はペシャワール会という団体の集める寄付。日本政府の事業ではない。

 その彼は、紛争の起きる危険なアフガニスタンでも、彼を知ってる人間は政治的立場に関わらず誰も狙ったりしない。ということで、今まで活動が継続されてきた。途中、ボランティアの青年が犠牲になったこともあった。それでも活動は継続されてきた。

 それがここへきて、中村氏が銃撃の対象となったのは、日本の自衛隊が海外派遣をするようになって以降、日本人も標的になってしまった。それなのに、アベピョンはしたり顔で上から目線の感謝状を贈ったりして、不愉快千番。

 死というものを身近に感じる出来事のひとつでもあった。

3.台風の被害が大きかった。千葉ではまだ屋根がブルーシートのままで年を越す人たちがいる。過去形ではない。これについては二つのことが思われる。

 ひとつは、税金の使い方の問題。氾濫が予想される河川の調べはついており、そこに対する対策が遅れていたことで、被害が発生、または大きくなった。遅れていた原因は予算措置がそこに優先されなかったこと。国の管理下にあるべき1級河川などはダイレクトに国の責任。無駄なところ(辺野古の埋め立てや防衛予算)に血税を使うのをやめれば、お金はでるはず。

 事故発生後の対策がボランティア頼みになっていないか。自衛隊の出動が無かった又はあまりにも遅かった。こういう時に、救助や原状回復に力を発揮するのが本来の自衛隊ではないか。これも長くなるので次。

4.二胡検定

 今年の1月初めて受けた二胡検定に辛くも合格。気をよくして更に上級を目指して受けるのがもう年明けの1月12日。老いて始めた楽器なので、若い人のようには上達しない。その分練習でカバーしようと意気込んでいるが、取り組みをさせてもらっていることでありがたい。親身に教えてくれる先生にも感謝。

5.二胡ボランティア

 ボランティア活動にもいろいろあるが、趣味と実益を兼ねて始めたボランティア。今年3月に始めたのをきっかけに、主に地元の施設で演奏させてもらった。4月から10月までほぼ毎月。付き合ってくれた二胡友に感謝。来年は二胡は実力アップを主眼にするので、ボランティアがどこまでできるか。

6.腐敗政権を放置している日本

 現政権の腐敗ぶりは目に余る。お隣韓国ならロウソク革命だっけ、国民が朴槿恵大統領がやめるまで運動を辞めなかった。日本はどうしてこういうことができないのか。

それはこの松尾さんがつぶやいている通りだと思う。

f:id:mm3493:20191231112920j:plain

松尾貴史氏のツイッター

 目先の生活に追われているとか、やれラグビーだオリンピックだと日本を鼓舞するようなイベントに国民の目を向けさせているメディアも悪い。

7.辺野古基地建設の工期が伸びるなどという報道が最近されている。基地建設場所が、軟弱地盤であったことが工期延長の理由。問題はそんなことではない。今年の初め、沖縄県の県民投票で沖縄県民の「基地建設反対」という明確な意思表示がされたにも拘わらず、米国しか見ていない現政権は工事を辞めようとしない。見直す姿勢すら見せない。工事業者に関わる不正の話もある。民主主義国家とは思えない。

8.団体旅行に初参加というのは、先月の雲南省・越南の旅のこと。駆け足でブログにも様子をアップしたが、行った先は面白かったが「疲れた」というのが実感。

 やはり旅はマイペースで動かないと、体力的にも精神的にも負担が大きい。次は、国内でも国外でもほんとのぶらり旅がしてみたい。

9.グレタさん。これはスウェーデンの少女が、本気で怒っていること。地球環境の破壊を大人が放置している、と怒っている。ズバリそうでしょう。

 今年の日本の台風被害が大きかったことも地球温暖化の影響で、台風の規模や進路が変わってきていることに遠因がある。温暖化対策はCOP何とかで世界的に論議がされているが、米国が抜けて中国なども開発途上の名のもとに実効施策がされないまま。

 地球環境を壊しておいて宇宙開発もクソもない。太陽系の大きな時間の流れの中で、地球の温度が変わってゆくことは止められない。しかし、人間が自ら破壊する愚を行うことに、グレタさんは怒っている。

 地球は、人間だけが住む星ではない。絵本作家、加古里子氏の未完の地球の歴史図では、人類は途中でいなくなっている。地球はいずれ人類が住める環境ではなくなる。今の経済優先の動き、グローバル化も含めてそその時期の到来を加速させてしまってきた。

10.などなど色々とあった1年であったが、こうして振り返ることができる如く生き延びた。温泉でぶっ倒れたときは、今思えばかなりやばい出来事だった。そのまま意識が戻らないこともあり得る事態だった。病気の経過もそう。とにかく1年が経過した。うちの周囲は大きな災害も事故もなかった。そういうこと自体が一つの出来事、という時代になった。

 

 ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。来年は上記の事態が、いい方に進展しますように。少しでも。正月用にこんな本を手に入れました。

f:id:mm3493:20191231132444j:plain
f:id:mm3493:20191231132405j:plain

ではでは、孫リンの来るのを待ちながら。