もっきんバー
私が一人で、バーにお酒を飲みに行くようになるとは思わなかった。
が、行くようになったここは、間違いなくバー。あえて言えば社会派のバー。
西八王子にあり、古い家を借りてやっている。建物はこんな感じ。
昼間は、別の人が喫茶ミラクルというのをやっていた。が、それをやめるので、バーの人が昼も借りて何かやろうとしている。つまり大家さんがいて、昼借りてる人と、夜借りてバーやってる人がいたわけだ。フツーに歩いたら、何も気づかずに通り過ぎる。私はネット情報で、行き始めた。
そうは言っても、一人で夜のみに行く習慣が全く無かったので、月に一度やる休日モーニングのタイムに、朝ご飯を食べに、家で朝食べてから出かけたりしていた。夜初めて行ったのはこの時だった。何でもインドで女性自立ボランティアをしている人の話を聞く会というのがあったとき。
そのあと、何か気になる催しをやるときに出かけている。
先月は、モノクロ専門のカメラマンが、ここに来る人の写真を撮るというので、撮られてみた。それがこれ。
左側に壁一面に張ってある様子。その中に私の写真もあったのが右。自然な表情で、なぜか嬉しそうに写っている。私が立っている方の壁にも写真がある。それと、飲んでいるビール。
このビールは、災害チャリティビール。
瓶の裏のラベルを見ると、台風15号に被災したビールであることが分かる。これを500円で飲むと400円が被災地に義援金として行くらしい。お店もボランティアで置いている。それだけ飲んでいると、他に客が来たのでバスに乗って帰ってきた。
この白黒の写真は、展示が終わるとくれるというので、1000円くらいは払ってもらおうと思う。写真は自分が死んだときの遺影に使うようにと遺言しておこうかな。
で、このバーのお姉さんが昼の使い方を考えていて、横にあるもう一部屋に棚がいっぱいあるので、書棚にして、いろんな人が、他の人に読んでもらいたい本を置くスペースにして、交代で店番をする、ということを考えている。
そこに私も首を突っ込んだので、どうなるか見ている。時折イベントタイムに二胡でも弾いたらと思っている次第。
でも先日その検討会みたいなのに行った時、登校しない子供が来れる場所はどうかという人がいて、とてもいいと思った。どうなるかな。
私の本も数冊置いて、中国茶やコーヒーを出す日を受け持ってもいいかとも思う。
自分の本は断捨離したが、残っている本は、からゆきさん関係の本と、反貧困と共生関係の本だ。伊藤千尋さんの本を並べるのもいいかもしれない。あ、すっかり参加するいなっている。が、二胡優先なのでどうなるか分からない。
二胡優先の生活をしているが、最近ギターの入門書を二冊手に入れた。クラシックギターとアコギが出てきたので、生かさなくてはいけないというわけ。二胡に比べると簡単だなー。クラシックギターの方は、ほとんどビンテージものになっている。
ギター諦めたら、もっきんバーに持って行って置いておこう。今、そこには傷んだギターが転がっているから。でも諦めないぞ。