8年前に東日本大震災が起きた日。その後、北海道、熊本などで地震災害が起きている。関西地方の大洪水も大きな被害をもたらした。
日本は、地震国なのだから日頃からの備えが大切。そういうことを政府が率先して行うべきだが、まだまだ対策が不足している。
最近の数多くの災害のうち、最も問題にすべきは原発事故。これは自然災害ではない。人災。東電の経営者に対する刑事責任を問う裁判が行われているが、事故前から社員が想定した津波への対策は経営責任で行われなかった。そう報道されているのだから、経営者に責任があることは間違いない。政権の言いなりとなった司法がどういう変断を下すのか見ものだ。
ところで、この絵は1月に孫が描いたもの。3月に保育園の卒園式があることを知っていて、その様子を絵にかいていた。そしてこの絵の通りの卒園式が行われた。
進学する小学校は違うお友達もいるが、いつまでもお友達でいようね、とか先生たちに感謝する歌を大きな声で歌っていた。そういう動画が送られてきた。
この子たちが、いつまでもこういう笑顔で暮らしてゆけるような日本にしなくては。と、それにつけても思う。
来年は東京オリンピックが、このまま行けば開催される。「復興五輪」という言葉に違和感を覚える人が6割以上だということだ。特に、福島の被害にあっている人たちはそう感じる。何万もの人たちが未だに避難生活を強いられている中で、名ばかりの「復興五輪」など、本当の復興に向けて何の足しにもならない。ゼネコンに公共事業をやらせるための方便に過ぎない。全て国民の血税で行われ、終わった後の落ち込みがすごいことになるだろう。
ほんと、我々の知性が問われている。