天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

天皇誕生日と今日の一服(その3)

 平成最後の天皇誕生日。この日の先立ち行われた陛下の記者会見の中で、戦後の道のりとして話した中に沖縄のことを忘れず語っている。
「昭和28年に奄美群島の復帰が、昭和43年に小笠原諸島の復帰が、そして昭和47年に沖縄の復帰が成し遂げられました。沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました。皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解するよう努めてきました。沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません。」
 象徴としてのありかたを真面目に考えて行動したという意味で、いい天皇陛下だったと思う。真面目に物事を考える人ならだれでも思うように物事を見ている人だ。すなわち、原発事故の後でも古い原発を再稼働するなどということが常軌を逸していると考え、沖縄については米軍基地の集中ということでいまだに犠牲を強いている中で、さらに強引に新基地建設のために自然破壊をしていることは呆れるほどおかしなことと思う。
 沖縄については、そういう思いを込めて上記の言葉があると見るべきだろう。
 例のホワイトハウス宛の署名に、俳優のローラが賛成する発言をしてネット上の話題になっており、マツコデラックスがこれを応援している。心ある人たちは当たり前。


 そして今日の一服。最近はまっているのがプーアル茶。一口にプーアル茶といっても色々種類がある。まずはこの煉瓦茶と呼ばれるもの。プーアル茶には団茶と呼ばれる固めたものと、固めていないものに分けられる。団茶の塊の形は、円盤型が一般的だがこのレンガ茶と呼ばれるものは、形がちょうど煉瓦のような四角い形をしているのでそう呼ばれる。またよく熟成させて黒くなったものを黒茶という呼び方もする。黒茶出ない団茶もあるが、私が飲んでいるこのレンガ茶は明らかに黒茶。
 プーアル茶は、菊花茶と混ぜて飲むこともするし、陳皮を混ぜて飲む方法もある。実はこのレンガ茶は広州の楽器屋にもらったもの。その時に陳皮も一緒にくれた。2014年ものの陳皮だと説明していた。昨年春の話だ。レンガを二個もらって、一個は崩して飲んだ。
 陳皮というのも不思議なもので、カリカリに乾いたミカンの皮というだけだが、こういうお茶に混ぜてゆを入れるとかなり香りが高く、紅茶でいえばレモンティーのレモン効果のような感じだろう。菊の場合も菊の薫りとほろ苦さがプーアル茶によく合う。