天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

二胡弦

 最近、メイン二胡の弦を張り替えた。弦の張替は自分でする。当たり前のようだが、中には先生任せだったり、二胡屋さんに頼みに行ったりする人もいる。
 私は以前、先生がワンコイン講座ということで、弦の替え方や千斤の結び方を500円の参加費で教えてくれたことがあったので、習った以上は実践するという方針で自分でやるようになった。

 張り替えた後は先生に見てもらっているが、一応合格点をもらっているので良しとしている。
 さて、この弦を替えるというのはいつやるのか。これについては諸説ある。
1.1年に1回は替えたほうがいい。
2.内弦と外弦のバランスが悪くなったら替える。
3.松脂が弦に着いて、拭いても取れなくて指の滑りが悪くなったら。
4.買えたい気分になったら。
 今回は、1の1年以上使っていることと、3の弦の滑りが悪いようなので替えることにした。2の状態になるのは相当使い込まないとそうはならないだろうと思う。4番目の気分は、小林二胡教室の小林先生がYoutubeで行う「夜の二胡教室」で語っていた。彼はプロなので、ある意味この程度の道具には金の糸目をつけずに替えるということもあるのだろう。この時は、1セット5000円もする新しい製品に付け替えるというのを披露していた。
 さて私は、二胡弦を複数種類もっていた。写真の左から、ネットであまりに安いのでつい買ってしまった弦。真ん中は中国の楽器屋さんで、銀でコーティングされた弦で、滑りがいいというので買ってきて、二胡友達にお土産であげたりしたもの。右端は先生から高額な二胡を買ったときに替え用に入れておいてくれたもの。
 右端は一度替えたので、在庫はなかった。左の安物は一度別の二胡に試してみて、安かろう悪かろうだったので、メインの二胡には不採用。そこで真ん中の銀張りを試してみた。ところが指の滑りは確かにいいものの音色が今一。響きが軽く高めになってしまい。以前の音から味わいが変わった。
 それを着けたまま先生のレッスンに行き、先生に診てもらったところ音については同じ意見。ただ馴染むのに時間がかかるので1週間くらいは弾きこんでみて、良くならなければやめるということにして一週間後、結局元の弦と同じもの(右端)を買い求めて再度張り替えた。
 それからしばらく弾きこんでいると、メイン二胡としての風格ある音が出るようになった。この体制で来年早々の二胡検定に臨むつもりだ。
 銀張り弦は、もったいないので、今遊びで検討している手作り二胡に使ってみようと思う。
 ところで、このブルーのパッケージの弦はネット販売で1200円。試しに中国で買うといくらか、向こうの知人に調べてもらったら、その半分以下で買えるというので思わず10セット頼んでしまった。今度また取りに行かなくては。