ジャーナリスト
今日は日中友好協会八王子支部の年に一度の総会だった。日頃あまり意識しなかったが、会員の数が60名弱。準会員を含めて130名という数字は、都内の支部のうちでは多い方らしく、活動も活発だとか。
確かに少人数に割には色々やっていると思う。
例年、総会の後には講演を聞いたりする。今年もこの活動に関係しているジャーナリストを読んで話を聞いた。
仕事としてやってきたこともあり、日中関係のことはよく知っている。最近の東アジア情勢ということで話をしてもらったが、北朝鮮情勢についても詳しく、日本が本来どうしたらいいのかについても指摘をする。それはいいが、「安倍総理がこれこれしたら評価される」などとありそうもないことを真顔で言うのには鼻白んだ。
ジャーナリストづらして、安倍に知恵をつけに行ったりしている田原ソーイチローというのもいるが、ジャーナリストは。自分の主張をはっきりさせて、政治家などをきっちり評価すべきだ。
そこへ行くと、「コスタリカに学ぶ」という講演をしてくれた伊藤千尋氏はいい。ピースボートに乗ったりして活動している。
ジャーナリストも文筆業なので、新聞や雑誌に所属していても己のスジは通すべきだろう。最近のマスゴミと言われる組織の中では、骨のあるジャーナリストは生きにくいことと思う。生活がかかっていることを意識すると、結局体制におもねる言い方でないにしても、真っ向から批判することができなくなってしまう。
話はそれるが、そこへ行くと東京の地方紙である東京新聞はいい記事が多い。と思う。
ともあれ、今日の総会、まとめで話した副支部長は、冷静にこの集まりの評価をした。50万都市の八王子で100名そこそこの人数というのは0.02%。草の根的な活動がいいのだと言っても、実際に中国と交流する活動は限られている。自分は個人的に結構交流している。ためにする活動でなくて実のある活動をする団体になるには、ジャーナリストに襟を正せというのと同じことか。