日中友好協会八王子支部総会
今日は午前中が二胡のレッスンで、午後から日中友好協会八王子支部の総会だった。
今年は、八王子支部が結成されてから10周年となった。その記念セレモニーを8月30日に計画したが、この日が戦争法案に反対する全国規模の集会となったため、急きょ総会は今日に延期して国会前に出かけたのだった。現在の会員は106名ということで、10年前の結成当時の4倍になったそうだ。私がこの理事会に参加したのは昨年から。ことしも新たに2名が理事会入りした。
誘われるままに理事会に出席をしているが、1年たって参加している人たちと気心が知れるようになると参加してよかったと思う。何故か。
集まっている人たちは、生活の為に仕事をしに来る会社などの職場の関係ではなく、世の中に問題意識を持っていてそれに対して何か取り組むことを是とする人たちであること。時間に余裕のある人が多い、ということはリタイア組が多く、同世代の人間が多いこと。同世代だと話が合う。それと、日中友好協会でるから、中国が好きな人ばかり。この共通点がとてもいい。
そして、今日のような総会は1年に1回であるが、型通りのセレモニーのほかに日頃の思いを語りあう機会があることはとてもいい。今日の話の中で、この支部を支えてくれている事務局長が、戦争法案に賛成の人たちがいることに驚きを感じるという話をされた。自分も常々そういう輩がいることに腹立たしい思いをしていた。完全に政府の思惑通りに洗脳されている。思うに勉強不足な人たち。でなければ自分たちがよければそれでいいという身勝手な人たち。
ところが、戦争法案に反対する若者をとらえて、国の為に働こうとしない身勝手な人間と決めつけた若い国会議員がいた。こういう頭のままで国会議員にまでなってしまった人は始末が悪い。
我々の活動は、一般の人たちで理解不足で脅威に備えることが必要などと思っている人たちに、軍事的な脅威など実際には存在しないことを理解してもらうことだろう。多くの人たちがそのことに気づけば、軍備が平和維持のために必要だなどという政治家には選挙で投票しなくなる。そのために、健全な選挙制度を維持することも一方で最重要課題となるだろう。
とにかく、総会に出てみて仲間がいてよかったと思う。外部の5人の方も出席されてご挨拶をもらった。これらの組織も連帯できる。八王子市議会議員の革新派議員、市の国際協力協会、八王子の市民団体の代表(生活者ネットワーク)、そして日中友好協会の東京都連合会とお隣の多摩支部の代表。
支部結成10年で、結成当時からの人たちは10歳年齢が高くなった感がある。新しいメンバーで組織の高齢化に対してゆくしかない。会社とゴルフをリタイアした人間が若返りに貢献するとは。