天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

いよいよ

 いよいよな気分。何がかというと、ネクストステージ。会社勤めから二胡的生活に。
 今日は池袋で用事を二件こなした。新たな中華屋さん開拓も入れると3件か。
 まず午後一に間に合うように豊島区民センターへ。この建物はこの9月いっぱいで建て替えのために、しばらくお休みするということだが、ここで二胡友達の先生一派が演奏をするというので、行ってみた。二胡だけではないと聞いていたが、演奏会の名前が「楽器演奏会」。すごい。楽器なら何でもありか。始まりの司会の方の話によれば、今年で37回目だそうだ。37年前に始めた演奏会なので素朴なタイトルなのか。ビル建て替えのため、しばらくお休みと話していたが、果たして38回目があるのかどうか。



 観客数は今までいろいろ演奏会に行った中で、一番少なかった。その割には若い女子が数名いると思ったら、4組の出し物の最後が大正大学のオーケストラで、そのメンバーらしかった。近くの大学がおそらくこのイベントの常連なのだろう。
 二胡のグループは、先生が人前で演奏する機会を増やすのに参加を決めたと聞いていたが、いかにもそういう感じだった。しかし私の二胡友はどうも不参加だったようで、目が悪いので見間違えてはいけないと思ったが、似ている人の二胡がいつも使っているものと違っていたので、多分欠席だな。それでも、噂に聞いていた張良先生の二胡の演奏を聞けたので十分に収穫があった。
 さて遅い昼飯は池袋の中華でしょう。というわけで陽光城の二階を目指したが、やっているのかどうか裏の入り口は閉まっていたので躊躇。いつもの知音食堂に行こうかと思ったが、そのとなりの入り口のこぎれいな看板が目についたので入ってみた。知音食堂の方は、店の雰囲気が中国の食堂そのままだが、こちらは狭いながらもこじゃれたレストランの雰囲気。頼んだのはランチメニューの中のチャーハンと担々麺のセット。セルフサービスの簡単なサラダと杏仁豆腐のデザートがついて780円+税で悪くない。夜のメニューは北京ダックが得意みたいだ。なかなかいい。機会があったら北京ダックを食べに来てもいいかも。
 さて今日の一番の目的は、11月に二胡演奏を依頼されている会場の下見。地図でおおよその場所はわかっていたが、やはり初めての二胡演奏依頼なので準備万端に下見が必要。
 ちょうど今日は声をかけてくれた先輩と、担当の方がそろっていてちょうどよかった。この場所の責任者らしい気さくな女性だった。おそらく区の職員さんだろうか、名刺にはNPO法人おおきな木 区民ひろば高松という場所のチーフ。この方の了解があって、私の二胡演奏が入ったらしい。来年の2月3日の節分の会でもやってくれという依頼を受けた。
 場所は小さなところを想像していたが、どうしてどうして立派な地域のコミュニティホールだった。このイベントの前に10月のお茶会で演奏するが、主役でデビューするのはここが初めて。やってみて2月は結構ですということにならないように、冷静に弾けばかなりいけると思うがどうだろうか。
 それにしてもこの地域は昔からの街並みがそのままで、路地をロジロジ歩きながらたどり着いた。途中には昔の道祖神の祠があって、お花もしっかり飾ってあった。
 いよいよ二胡的生活に入る第一歩を迎えるにはなかなか印象的な場所のように感じた。