天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

三が日

 孫たちは帰り、静かな休日となった。今日も城山湖までの2時間散歩をした。坂を登ってゆくと上の方から何やら太鼓の音が聞こえてくる。神社で何かやっているのかと思ったら、神社のすぐ下の広場で太鼓をたたいていた。




 後ろから見ると、4人並んで練習をしているのかと思ったら、前に回ると木に「新年おめでとうございます」と書いた紙を貼ってたたいている。年恰好から見て親子4人組と見た。いい趣味している。新年の奉納太鼓を自主的にやっているらしい。通りかかる人が観客。
 このパフォーマンスは場所をとるので、街中では簡単にできない。いい場所でやっている。街中でなら前にお布施を入れてもらう箱でも置くところだろうが、この親子グループはハナから金儲けの意図はなさそう。家庭円満で結構なことだ。
 そういえば、散歩コースにはもう一つ神社があった。「祐照庵大戸観音」というらしい。横に並んだお地蔵さんたちが籠の鳥のように、籠入り地蔵になっているのがちょっと悲しい。こうしておかないと持ってくやつがいるということなのだろう。
 神社のものに手を出したくなるほど、貧困な人たちがいるってことだろう。貧困の本を読んでいるところなので、そういう発想をする。
 そういえば、学生の奨学金も今や金融業になってしまって返済が滞ると裁判までやって取り立てているらしい。その件数が最近とんでもなく増えているとか。東京新聞は次のような報道をしている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201601/CK2016010302000098.html
 これはもう奨学金ではなくて、サラ金の類ですね。格差が広がるような制度は見直していかなくてはならない。それには今のアホ政権を変えなくちゃ。選挙でそれを実現するわけだが、小選挙区制などという不平等な選挙がまかり通っているおかしな国だ。一人区で連帯することで頑張ろう。
そうしないと孫たちが大人になる頃には、こうして家族で太鼓など楽しむゆとりなどなくなってしまう。