この前の日曜に、近くの牧場に孫たちを連れて乳しぼり体験に参加した。子供たちは、牛を触るのはもちろん初めて。生まれたばかりの小牛たちもいて、恐る恐る触っていた。
この日は、八王子の国際協会が外国人たちに日本の牛の乳しぼりを体験しようと主催したもので、そこに申し込む形で参加した。
外国人参加者は、子供ではなくセネガルからきているお兄さん、フランスのお姉さん、そして知り合いの中国人のおばさん等々。
子供たちが外国人と触れ合う機会にもなるかと思ったが、大した触れ合いにはならなかった。
しかし牛を触って、ミルクをしぼるなどという体験は初めて。これで翌日には保育園で得意げに話をするんだろうな。
自分もやってみたが、お姉さんの説明でこつが分かって搾ることができた。しかし、素人がしぼったものは販売には回せないし、かといってそのまま飲ませるわけにもいかないので、手で受けて手にクリーム代わりに刷り込んだだけ。
牧場には黒い顔をした羊もいたし、子供たちは終わってからのアイスクリームが楽しそうだった。これが今年のひな祭りのイベントかな。
穏やかな週末が明けた今週は色々ある。
今日の東京新聞では、森友学園の籠池氏の拘留が半年にも及ぶ異常な事態を指摘した。やっとマスコミに出たという感じ。ネット上では散々報道されているが、大手マスゴミは知らせようとしない。
その森友疑惑についての公文書が書き換えられていた、という記事を朝日新聞がすっぱ抜いたことから追及が始まった。やっとシッポをつかんだという感じ。これが事実なら（事実でなくては朝日新聞は報道しない。痛い目にあっているから）内閣総辞職でもあまりある。ネットでは憲政史上最悪の政権。この５年で憲法を踏みにじり、官僚体制をぶち壊した極悪非道な政権とまで書かれている。偽造が首相の指示で行われたことが明らかになれば、まさにこの表現の通りだろう。
また誰かトカゲのしっぽ切りをやって逃げおおせるか。事実をしゃべってしまいそうな籠池氏は牢屋に入れてある。とんでもない連中だ。まともに漢字も読めない者たちがよくまあやっているもんだ。
孫たちの相手をしてのんびり暮らしたいところだが、あまりのひどさについ少しだけ書いている。
一方、お隣の朝鮮半島では南北対話が始まったようで、まことに結構。４月末には首脳会談も開かれる。今の日本の政権にとっては、「北の脅威」だと騒ぐ材料が無くなって、森友問題から国民の目をそらすこともできない。この問題は、あとトランプが真面目に平和解決をする気があるかどうかにかかっている。
