天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

シルバーウィーク

参議院で、アメリカの肩を持って戦争をするための法案が通過した。全国の国民が反対の声を上げる中、議員の数が多い政府与党の思惑通りにことが進んだ。ここまでは。
そう、ここまでは与党議員の数が多いのだから、よほどのことがない限り議席数の差を覆すようなことは起きないだろうとの予想通りだった。
しかし、この結論は許せないという国民が意思表示をした。かなりの数である。選挙や国民投票ではないので、数字には出ない。デモに参加した人たちの数は、概算での集計はできるだろう。国会前だけでなく、全国各地で同様の趣旨の集会やデモが行われた。大変な数になるだろうが、政府はこれを無視した。
そうして世の中はシルバーウィークに入った。

これまでの一連の動きは、ずいぶん前から始まっていたが、8月30日に10万人集会をやろうということからピークに達した。そして9月18日の深夜を過ぎて採決が行われた。採決の場面はテレビで見ていた。
八王子の市民運動を行う人たちを中心とした面々はずっと続けて活動してきた。とにかくこの連休で一休みか。強行採決が無ければ、この連休もアクションが継続した。政府側から「無為だな抵抗はやめて休みに入るぞ」と打ち切られた感がある。目先の休憩に甘んじているのは政府側だ。
安倍晋三はのんきにゴルフをしている姿がTVに映された。強行採決をしていなければゴルフもする暇はない。
ともあれ自分の方はシルバーウィークになったので、二胡に専念する時間を得た。
シルバーウィークとは、春のゴールデンウィークに対して秋のシルバーかということと、年寄りの日(敬老の日)とお彼岸が休みの理由だからシルバーなのだろう。その割には我が家ではマゴマゴしているだけ。孫とゆっくり過ごす時間が持てたことはよかった。二胡も指が痛くなるほど練習することができた。明日は、もうやめることにしたゴルフにまだお付き合いで行く。やることが安倍晋三と同じになっちゃうようでは何を言っても真実味がないのでやはりやめなくては。
連休中の出来事の一つに、ラグビーで日本が南アフリカに勝ったことがある。こういう試合で勝つのは24年ぶりらしい。日本として元気が出る出来事だったが、日本の政府がタコをやっている間にも、中国はアメリカを相手に大人の対応を見せている。
連休明けに期待するのは、憲法98条に基づく今回の法律の違憲訴訟だ。
日本国憲法98条「この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」自分は大学時代は憲法のゼミにいたのだった。