天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

今日の国会前

今日も夕方6時半から国会前大集会が始まった。雨にもかかわらず、相変わらず大勢の人たちが集まってくる。警察、機動隊の車と人数が8月30日のころに比べて増えている。


この人たちは一体何を守ろうとしているのだろう。強行採決を妨害されないようにしているのは明らかだ。私たちの税金でご飯を食べている人間たちが、民主主義を守ろうとして運動している人たちを排除して、軍事産業アメリカの言いなりになっているだけの政府を守ろうとしている。
今日の集会は、皆の力強いコールに続いて、民主党共産党と各党代表のメッセージに続き社民党福島瑞穂さんが、国会内の様子を伝えてくれた。それによると、委員会の採決は採決になっていなかった。安倍総理は1分でいなくなり。予定していた質疑も行われず。議長が何を言っているのか、その姿さえ見えない中で裁決にはなっておらず、「採決もどき」が行われたとレポートされていた。それがNHKのテレビでは、参議院の委員会で採決されたと報道されている。現場にいた人が、ただ混乱していただけで、まともな委員会でなかったと言っているのにNHKが「決まった」と報道している根拠は何だろう。政府の報道機関だからか。
集会に参加している人は、相変わらず老若男女、国民のすべての層が集まっている。保育園帰りで、こどもをバギーに乗せておしながら参加しているママさんもいる。雨の夜なのに、来ずにはいられない気持ちなのだろう。自分の子供を戦争に送り出さなくてはならない社会には絶対にしたくないという気持ちが伝わってくる。この国はかつてそういうことをしてきた国だから。二度と繰り返さない。文化人代表は今日は落合恵子さんだった。
その前に、創価学会を代表してきている人が憤りをぶつけるように話をした。この人は創価学会員の9000人以上の法案反対署名を集めている。まず自己紹介だが、自分は他人の前で創価学会員だと話したことなどこれまでなかった。たまたま両親が学会員だったので自然に自分もそうなって暮らしていた。しかし、今回の公明党の動きは許せない思いで立ち上がったとのこと。創価学会の中でも軋轢はいろいろあるが、親玉の池田氏が法案に異議を唱えているし、一人で動き出したら賛同者が増えて9000人の署名が集まった。今度のことで自民党には天罰があたり、公明党には仏罰が下りることになるだろうとも。
今回の運動でいろいろなコールや、フレーズが表明されているが、「誰も殺さない、殺させない」というのもある中、6人の殺人事件が起きた。お金に困った外国人労働者の仕業のようだが、この犯人は犯罪を犯す前にいったん警察に取り調べを受けている。自ら通報してくれということも言っていたという証言もある。なのにみすみす警察が見逃して、その挙句犯罪に走った。警察の怠慢以外の何物でもない。
国会周辺にゴロゴロ来ている暇があったら、地域の安全のためにもっと働いたらどうなの。税金で飯食っているんだから。