今日は、中国のお正月の大晦日に当たる。中国語では「除夕」とか「年三十」という。中国では、皆田舎に帰って家族団らんで「年夜飯」と呼ばれる晩御飯を食べる。
これが北の方では餃子である。上海とか南の方では圓湯と呼ぶお湯に入ったお団子が春節の食べ物らしい。広い中国、食文化はいろいろある。友人のいる南昌では今頃何を食べているのだろうか。
日本でお正月を過ごして、また中国で春節をやっていることになる。1年に正月が二度くる。そういう幸せなことがあってもいいか。
そういえば今日、二胡の日だったが台湾出身の黄さんは、お正月の支度で忙しいからということで遅れてきた。言い訳だとは思うが、つまり彼女は在日華人の社会ではお正月を祝うことを日本でするわけだ。そういうところに遊びに行くと本場中国または台湾のお正月気分を共有させてもらえるかもしれない。
本場中国では、最近控えめになったとはいえ、こういうタイミングで爆竹をバンバン鳴らす。にぎやかなことがお祝いごとになるんだ。中国の獅子舞というのも、昔中国の会社の開業式典などで見たが、ジャンジャンとどらを鳴らしてでかい頭のトラの着ぐるみが踊りまくる。
中華街に行けば見られるか。がしかし、日本で会社勤めをしている限り明日は何事もなく出勤だ。あと二年だ。
