天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

集まり

 今日は午前と午後、二つの集まりに出かけた。
 ひとつ目は、マザーハウス新宿店の6周年記念集会。マザーハウスは、時々このブログでも紹介しているが、山口絵里子さんと言う人が、フェアトレードの理念でバングラデシュでジュートのバックを作ることを起業したものだ。今では、ジュートよりもレザーが中心になっている。
 彼女の本を読んで、それではまずお店を見に行こうとあちこち見て回った。中でも一番身近にあったのが、新宿は小田急の中に入っている店だった。
 女性用のバックなので、自分用にはならず、息子たちのお嫁さん用に誕生日の都度、プレゼントとしている。もういつだったか忘れたが、その小田急新宿店の店員さんと話していたら、彼女はそこの店長で、息子の友人の妹さんということが分かった。以来、時々そこで買い物をしている。
 今日の集会は、限られた場所で50人限定で常連客に招待状を出したようだ。
 事前に質問をしておいたら、今日の話の中で疑問に答えてくれた。起業当初’ウリ’にしたジュート製品が最近少ないがどうしたのか。これは、客から皮製品をもとめる声が上がったことから、バングラデシュで牛革なめし工場を探したそうだ。

 客の求めに応じるのは、売上を上げることが目的で、売れなくては商売が成り立たない。起業のコンセプトがとても良くても、いわゆる麻のバック(麻袋)だけでは難しいのだ。納得。
 話は、現在の店長の日比谷さんと今や有名人の創業者山口さんの対談形式で進められたが、ネパールでやっている草木染めの体験をさせてくれるという余興もあった。
写真はその様子と私の作品。
ネパールというのは、バングラデシュの後に出た場所だ。面白かったのは、この二つのお国柄というか、民族性がとても違うということだった。我々から見ると、どちらもインドの近くで同じような人達がいるのだろう、くらいにしか分からない。どう違うかと言うと、バングラデシュは貧しい国なので、インドのように発展したいという思いが庶民の中にあり、それなりに頑張っているとのこと。そこへゆくとネパールはヒマラヤ山脈をかかえた国で、多くの登山客、観光客が来る観光立国だ。ポーターや土産物屋など、それなりに仕事があり生活も出来ているらしく比較的のんびりしているらしい。そんなことはそこへ行ってみて始めて分かることだ。
 そういうことは、午後に行った孔子学院のセミナーで可越さんと言う人が話していた。この話はまた別に書くことにしよう。
 そのセミナーの後で、マザーハウスのお店の方に行ったら、社長、店長、元店長の山脇さんとみんないて、例によって10月の誕生日プレゼント用のバックを買って帰った。