昨日は「敗戦記念日」だった。靖国神社の周りは、右翼の街宣車などで騒然とししていたらしい。毎年のことだが、そういう騒ぎについてメディアは報道しない。一方、海外のメディアはそういう様子をカメラに収めて伝えるとか。
従って、実態については日本の市民はあまり知らない。総理大臣が参拝したとかしないとかを話題にするくらい。
日本のメディアは、近隣諸国から色々言われることを報道している。それより足元の右翼を静かにさせろと政府に言ったらどうなの。ということをラジオで言っている人がいた。
テレビよりラジオの方が、言いたいことを言う人を出す傾向があるかもしれない。
そのラジオは、出かける車の中で聞いたのだが、出かけた先は東神奈川の「かなっくホール」。ここで私の二胡の先生のコンサートがあった。お盆休みのタイミングしか場所を抑えられなかったので、前売り券の売れ行きがイマイチだと話していたが、なかなかどうしてホールの客席の9割以上はうまったのではないかと思われるほどだった。
二胡の沈林先生の他に、ピアノ、チェロ、パーカッションは昨年と同じ人達。そこに今年はベースが入って新曲の披露もあった。
客の入りが少なそうと聞いて、自分は会場近くに住む孫一家も動員した。孫の琳佳は名前の「琳」が先生と同じだし、チャイナドレスを着せて花束を渡してもらうことを計画していた。それがほぼ思惑通りことが運んだ。なんと幸せなひと時を過ごすことができたことか。
たまたま敗戦記念日ではあったが、これはこれで幸せだった。写真が来たらアップさせてもらおう。
二度と戦争はしないという、当たり前のように思っていたことを、あたりまえのこととして確保してゆくことは、他の地域で争いが今も続いている現状では、とても大切なことだろう。問題意識を持って平和を維持する活動をしなくては、気が付いたら徴兵制度で若者が兵隊に行く仕組みが出来てしまったなどということでは取り返しがつかない。
孫たちが平和に暮らせる社会を維持することが大切。
平和に二胡を楽しめる世の中が続くように、できることはしてゆくとするか。