今週は、多くの工場でお盆休みに入るので、会社もお休みが多い。でもって通勤電車は空いてくる。そういうわけで、暑いのをモノともせず仕事場に通う。
今日は仕事帰りに、昔のクラスメートと会食をした。うち一人はリタイヤ組だ。リタイヤ生活を色々聞いていたが、彼曰く、街には同じようなおっさんたちがあふれているとか。
それは実は私も気づいていた。自分と同年輩か少し年上に見える人達が、ショルダーバックなどを下げて、大した用事なさげに電車に乗っている。美術館とか、展覧会とか、図書館とか、とにかく家に居着いた生活に慣れないので、どこかに出かける。しかしあまり金のかからないところに行くようだ。
そういうオッサン軍団を沢山見かけるというのだ。
仕方ないでしょう。団塊の世代と言われた人達が、仕事を離れてウロウロしているのだから。
そういう人達には、旅行に行ってもらいたいと思う。それくらいのお金はなんとかなるんではないの?特に中国に行けばいいのだが、今はなかなか難しいのだろう。ツアーも少ないし。
しかし、中国からの観光客は今が過去からのピークらしい。
政治面でこれだけ冷え込んでいるのに、中国庶民レベルではあまり関係がないらしい。上海の日本領事館ではビザを発行するのに人手不足で増員をしているとか。
それだけ中国人庶民の中で余裕の出来てきた人達が増えたのだろう。結構なことだ。日本は近いし、街を歩いても中国語の表示がけっこうある。空気は綺麗で、お店に入っても店員は丁寧に対応してくれる。結構リピータが多いとか。いよいよ結構なことだ。
日本に来て、直接日本を体験すれば、日本嫌いにはならないだろう。そういうレベルで日中友好が促進されるのが望ましい。
そういう意味で、日本からもヒマなおっさんは中国に旅行してくれないかなあ。旅行会社も、冷え込んでいないで顧客開拓の努力をしてほしい。
自分がまた行きたいものだから、他人にも勧めている。