天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

四谷附近

 何か用事が無いと降りない駅。あ、駅とはどこもそうだった。日ごろ用事が無いのでめったに降りない駅、四谷。近くには上智大学とイグナチウス教会が有るほかは、過去になんでここで乗り降りしたことがあったか、すぐには思い出せない。
 そんな場所の一角で、昨日大学時代のクラスメート四人が集まった。少し早めに行ったので、駅の周りを探査した。
 都心は、都会の中心といっても、再開発されいてない古い場所は昔の風情や面影が残っている場所がある。四谷から市ヶ谷方面に中央線沿いの土手の道は、昔ながらの場所の一つだ。思わず中を歩いてみた。白い小道はアスファルトやコンクリートで固められていない風情のある道だ。あじさいなどを見つけては、おおもう6月だったな、と季節感を感じる。
 さて、待ち合わせの場所は、はじめてゆくところだったが、住所がわかっていてスマホのGPSがあるので、どこに行くにも迷うことはない。と高をくくって散歩をしていたのだが、迷った。
 迷っているうちに、島崎藤村の居住跡という場所を見つけた。東京に6年間住んでいたときの場所らしい。
 GPS上で目的地として指示している場所が、1ブロックずれていた。路地に面した建物で派手な看板も無いので見つからなかったのだ。GPSの地図の示す地点というのは気をつけた方がいい。
 ほぼ1年前、上海でネット予約したホテルをやはりGPS地図を印刷したものを持って探し回ったことを思い出した。あの時は、おかげで安徽省の農村から仕事探しに出て来ていたオバサンと知り合ったのだった。その後向こうから手紙をもらって、返信を出したものの書留にしないで普通郵便で出したので、おそらく返信は到着しなかったろう。それ以降の連絡が途絶えてしまった。中国の農村には普通郵便では届かないと思うべきだった。
 また時間があったらお便りでもしてみるか。