気功
ミトコンドリア呼吸法という講座にまた参加した。3回目にして、これが何物か少しわかってきた。これが中国4000年の中で培われた、庶民の健康法で「気功」と呼ばれるものだ、と思う。
「気功講座」というより、怪しげな名前の方が人が集まると考えたのだろうか。確かに「気功」と最初から書いてあったら、よく聞くけど宗教的なものか、武術的なものかよく分からないので、自分は行かなかったろう。まんまと作戦に引っ掛かって参加しているわけだ。
しかしその効果を感じている以上、満足である。気功というもの自体、中国に伝わる民間療法というだけで、これがそれだ、という確たるものは最近まで確立されていなかったようだ。
私が行く講座は、中国政府が世界に展開する孔子学院なので、中国政府公認の先生であることは間違いない。
その先生から(曽紅さん)今日はコレステロールの話を聞いた。ミントのハーブティーを飲みながら、何事も無い世間話のようにして、中国民間療法ならではのことを話してくれる。今日のポイントは、コレステロールをちゃんと摂取しないと免疫力が衰えるというようなことと、コレステロールが高いと言われても、玉子は食べた方がいいということだった。
いつもコレステロール値が高いと言われている私は、帰宅して昨年のドックの結果を見ると、コレステロール値は269だった。曽先生が一番適切な値と言った240〜260というのを少しオーバーしている程度。西洋医学では私の値は高過ぎで、ドックの医者は私の体形からして高いのが不思議で、どこか悪いかもしれないというような口ぶりだった。以来、玉子は禁止食物として避けてきた。
今日の話では、「玉子を食べて脳梗塞などになると言われているのは、ウサギさんの実験によるもので、人間には当てはまらない」ということらしい。「ウサギは常日頃玉子などを食べてる動物ではないので、急に玉子沢山食べさせられたらおかしくなっちゃうよ。」ということで、人間はバランスのいい食事が健康のもと。先週は「お肉食べなさい」という話だったし、今日はコレステロール少々高くても玉子はいいということ。明日から朝食に玉子復活かな。あと二週間で1年ぶりの人間ドックに行くので、少し気にはなる。
マニュアル通りのことしか言わない、西洋医学の医者よりも、中国4000年の民間療法の方を信じるとしよう。