天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

お茶の力

 最近、「○○の力」というタイトルの本が流行っている。そもそもは「老人力」などという言葉がきっかけだったのではないだろうか。先日は「別れる力」などという本のタイトルに反応してしまった。別れるのに力なんかいるか!というのが感想。
 掲題の「お茶の力」というのは、やはり本のタイトルだ。「力」シリーズの本が気になったのではなく、真剣にお茶の本を探していたら見つけたもの。通常自分が本屋さんに行くときに見る棚には無い。料理の本棚の並びに珈琲とか日本茶の本に挟まって、わずかに2冊、中国茶の本があった。
 何故中国茶の本を、というと知り合いの中国評茶員の資格を持つ人が、中国茶の本を出したいと考えており、ならば何か協力できないかと考えた。毎日飲んでいる中国茶。そのことを書いた本は1冊だけ新書版のものを所有しており、何かあるとパラパラとページをめくって調べる程度。今度行ったらどんなお茶を買おうか、とか。
 新たに中国茶の本を出すのなら、今までにない、今風な、手にした人が中国茶を飲みたくなるような本に仕上げて欲しい。と思ったので、既に市販されているその種の本を調べてみようと思った。
 それと毎日飲んでいるうちに、中国茶と言っても種類、品質により色々違いも分かってきた。香りと味、の他に見て楽しむということもある。お茶の色合いや、茶葉の形状など、目で見て違いを知ることも楽しい。そこで、友人があそこまで入れ込んでいる中国茶。もっと知りたくなった。そこで見つけた本がこんなタイトルだった。
 お茶は元々日本には薬として中国から伝わった。そして日本の茶の文化が花開いたが、本家の中国ではどうなのか。日本ほど形式にこだわらないが、色々なお茶の葉の種類を楽しむ人が多いのは中国ならでは。お茶の葉を売る店の数が多い。
 なかなか本題に入らない。この本に書いてあることは、生活習慣病から始まって色々な体の症状や状態を改善するのに、どの種類のお茶が効くかということが紹介されている。それと美味しい飲み方などなど。
 すでに、かなり魅力的な中国茶の本が出来ている。昨年10月に出た本で、監修は董占軍という中国の専門家だった。