天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

高山茶でちょっと一息

 毎日中国茶を飲んでいるが、私の定番は鉄観音茶、プーアール茶、ジャスミン茶といったところだ。これに菊花茶や他の草花から作られたお茶(?)を気分で混ぜたりする。苦い苦丁茶というのも時々飲む。
 ひとりで飲んでいるのでなかなか茶葉が減らない。以前中国に行ったときに、友人に戴いたお茶がそのまま残っていた。高山茶とだけあったが鉄観音茶を一袋使いきったところで、飲んでみた。茶葉の見た目は鉄観音茶と同じようにクルクルと丸めて乾かしたような感じだが、少し小さめの葉だ。これがおししかった!中国語では「好喝」(ハオハー)。
 早速「中国茶図鑑(文春新書)」で調べてみると、正式名称は「高山烏龍茶」というらしい。台湾のお茶だった。烏龍茶の一種で、標高1000メートル以上の高地で栽培される、台湾茶を代表する茶葉らしい。これがなんと1980年以降に開発されたものだという。
 中国のお茶というのは、古くから栽培されていて、それが脈々と受け継がれているものと思っていたら、現在でも色々研究されて進化し続けているのだ。そういえば、中国茶のソムリエ(評茶員)の友人はそろそろ今年も行動開始ということで、おいしい茶葉を求めて中国・台湾の各地訪問の旅を開始するらしい。大変そうだが羨ましいかぎりだ。
http://chineseteasalon.iza.ne.jp/blog/
http://ameblo.jp/jkochaye/
 この人の手にかかっては私の呑むお茶などは庶民の飲み物だろう。高級茶は東方美人とか色々ある。色々とうんちくを垂れるほどお茶に入れ込んではいないが、色々と飲んでいると違いが分かってくるものだ。
 お茶の種類としては、青茶、緑茶、白茶、黄茶、紅茶、黒茶という分類があり、この高山茶青茶に分類されれる。それぞれ製法の違いによるらしい。このあたりが中国4000年の歴史の中で受け継がれたものだろうが、そこに色々と工夫が施されるわけだ。うーん奥が深い。中国茶にはまる人がいる訳だ。そこそこに楽しみたい。


 今日は3.11で日本中で1年前のことを語っている。1年前の午後、私はお茶ではなくお茶の水の高層ビルの20階にある眼医者さんにいたのだった。それからのことは眼の治療と共に何度でも思い出すが、今日は敢えて話題をそらしてしまった。