天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

国際結婚

 国際結婚という言葉は、もはや古臭い感じがする。それほど最近は異国の異性を伴侶とするケースが増えている。
 農村に嫁の来てが無いと言うことで、フィリピンをはじめ東南アジアの女性たちと集団見合いをして娶るということはもう随分前から行われていて、今でもそのようなことがあるのかどうかは分からない。
 これもいわゆる国際結婚が一般化するさきがけだったと思う。今では白人女性を奥さんにしているサラリーマンも珍しくない。海外勤務の際に奥さんも調達してきたケースがけっこうある。これは勿論白人だけでなく、中国でも当然ある。
 中国の場合は、向こうから日本に留学や仕事で大勢来ているので、日本人と結ばれることがあっても不思議ではない。
 先日も孫家族とスーパーのおもちゃ売り場に行くと、東欧系の女性が子どもと一緒におもちゃを物色していた。そばには若干疲れた感じの日本人の旦那がいた。そういう風景が何気なくある今日この頃だ。
 変わったところでは、インターネットで嫁さん募集をしたら、元ソ連の諸国の一つから応募があり、結婚しているケースがある。旦那はいい歳でおかねはあるが家族がいないという状況で、向こうは貧乏国で家族を養うことが難しく、若い美人が外国人と結婚することで一家の生活が成り立つということで結婚するらしい。このケースは、動機だけ見ればあまり喜ばしいことではないかもしれない。それでも国際結婚はいいものだというのが私の見解。
 自分ではそういう機会がなく、ドメスティックな世界で生きているが、育つ環境や仕事の環境が異なれば事情は異なっただろう。
 どうして国際結婚がよいことだと思うかと言えば、結果として合法的に国境を無くす手っ取り早い方法と言えるからだ。家族になってしまえば、相手の文化は我が家の文化だろう。このことが拡大すると、人類は皆兄弟という世界が実現されるからだ。そういう人ばかりではないので、そう簡単にはいかないところがまた人間の性癖だろう。