天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

昨日の余韻

 朝、駅まで送ってもらう車の中のラジオで、昨日の17万人集会のことが話されていた。語り手の森本毅郎氏も「これが国民の声だ」との発言があり嬉しかった。
 また、ここにコメントいただいたなかのお二人はあそこに参加されていたし、メールでこの運動に参加し続けているという先輩のメッセージも頂いた。
 その情報によると、毎週金曜には首相官邸前で原発停止を迫る集会が行われているとのこと。最近、金曜の中国語教室に来られない人がいると思ったら、恐らくここに出かけていらっしゃるのだろう。
 一方、昨日は全国各地で様々なイベントも行われており、原発どこ吹く風といった人達もいることは確かだろう。
 それでも、草の根情報ネットで原発のウソ、電力不足のウソが次第に伝わってゆけば、この運動がさらなる広がりを見せることは確かだ。
 昨日のスピーチの中で、耳に残っている言葉がある。
「日本は経済大国である必要があるのか」ということ。
 確かに日本は、明治維新以降、技術力で世界に追い付き、追い越して、しかし一部の浅はかな軍部による悲惨な戦争で、アジアの人達に多大な迷惑をかけたが、その勤勉な国民性の故か、その後高度経済成長も果たし、色々な意味でアジアの盟主国になっている。
 しかし今や、中国やインドの経済成長には太刀打ちできるものではない。またその必要もない。それらの国の健全な発展成長に、先に豊かになった国として力を貸すことこそ、我らの生きる道ではないだろうか。
 まして世界唯一の被爆国だ。この核を放置したまま人々の平和で安全な暮らしはあり得ないことを、真っ先に主張すべき立場の国なのだ。
 1000万人署名は集まったかしら。