天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

嫌いになりそう中国

 ハルビンから荷物が届いた。今度訪問しようとしている先から、私の好きな中国茶をわざわざ送ってくださった。色々なお茶がある中でも、私の好きな鉄観音茶だった。大きな包みだったが、これは中国式包装でありガワがでかい。
 それは慣れているのでいいとして、大きな箱の中に三つの缶がうやうやしく入っていた。ハルビンはお茶の産地ではないと思うので、ここで買えば高いのではないかと思うのだが、わざわざ送ってくださったことに感謝!
 ところが、あけてビックリ!やってくれるではないか中国。箱を開けて中身を確認すべく取り出してみると、三つの缶のうち一つが軽い。まさかカラなのか?と思ったら案の定カラだ!
 一缶の中には、お茶が10袋に分封されて入っている。1回分づつあけて、他が湿気ないようにとの中国式お茶の包装だ。その一缶がカラ!なんてこった中国!あんまりではないの中国!善意に解釈すれば、中を確認しないで箱詰めしたために、三つの缶のうち一つがカラだったことに気付かなかったとも言える。しかし、缶を持っただけで軽いのはすぐに分かった。よほどのタコでなければ三つの缶を箱詰めする時に、ひとつが異常に軽いことぐらいは分かるはず。
 さてどうしたものか。せっかく送ってくださった方に言うのははばかられるが、このままにすると、お店の方はうまくごまかすことが出来ると、またやることになるだろう。悪意でなかったとしても、不注意でカラの箱をひとつ入れたのだとすると、再発しないために教えてやったほうが良かろう。
 どちらにしても、日本の商店ならこのようなことは起こり得ない。まだまだだぞ中国!
 こういうことがあると、中国全体が情けない国のように思えてしまう。昨年はシンセンでタクシー強盗にもあったし。ゲンナリだ。
 「ゲンナリ」に相当する中国語は「掃興」、簡体字では「扫兴」。興ざめるという意味だ。