天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

旅の記憶

 昨日に引き続き、中国の写真です
 今回はお茶関係の写真。お茶と言えば中国茶。以前から行くたびに買うので、ウチにどっさりある。にもかかわらず、お茶屋さんがあるとついのぞいてみたくなる。今回行ったのは、広州でもはずれの方の庶民の町にある、間口の狭いお茶屋。そこに住む人たちが日常のむために買い来るようなお店だ。大きなお茶の缶が壁いっぱいに並んでいて、そこから客の好きなお茶を量り売りする。
 見ていて薦められたのは、ジャスミン茶だった。これはまだ家に有るなと思ったので、円盤型に固めてあるプーアル茶を購入!お茶の向かい側の壁は茶器を色々並べてあった。
 茶器も以前何度か買ったし・・・。と思っていたのだが、中に黄色の急須が並んでいるのが目に着いた。ふたが緑色で、蛙が取っ手になって乗っている。その可愛さに思わず手が伸びる。茶器と茶葉で合わせて95元。普通はいい値で買うものではない。どこでも値切ってきた経験はあるのだが、この庶民の店ではいい値で買った。そばにいた中国の友人もあえて値切らなかった。彼は以前私が物を買おうとすると、代わりに値切ってくれたものだった。庶民同士は、相手も生活にお金が欲しいとなると、多少小金を持っている日本人にはいい値で払ってもらってもいいと、暗黙の了解なのかもしれない。それとも、庶民が庶民に売る店なので、そんな駆け引きは無い前提での値段設定なのかもしれない。ともあれ、これを日本で買おうと思えば、相当なお値段のはず。
 やかんの写真は、飲茶(ヤムチャ)をした時のお茶のポットだ。色々な物を食べながら、何度もお湯を入れてお茶を飲んでおしゃべりをするのが中国の人の一つの楽しみなのだ。こういうお店で食べるものは点心と言って、お菓子の意味だが十分に食事になるようなものがある。鶏の脚先の指の黄色の部分を醤油で煮込んだものもある。これは意外と美味しい。残念ながらここの食べ物の写真は取れなかった。