天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国のドロボー

 昨日中国からメールが入った。空き巣被害にあったことを伝えてきた。彼は中国の地方都市に、5階建ての集合住宅の5階を購入して住んでいる。階下の住民も被害にあったということで、警察が来ていたらしい。
 私は昨年7月に中国は深センでタクシー強盗に会い、中国の友人と携帯電話でやり取りをして、かろうじて被害に会わずに済んだことがある。中国人同士でも、集合住宅を購入する人たちは、更に貧しい人たちにとっては物取りの対象となるのだ。
 ドロボーにもドロボーをする理屈があるようだ。私の場合は、おまえは日本人で、日本は昔中国に対して戦争をしかけたから金を出せ、というものだった。正しい歴史認識の無い庶民の理屈で、無茶苦茶ないいがかりで論理もクソもない。そういうのを、へ理屈という。
 しかし、そのように思わせる宣伝があることも事実だ。冷静に日中関係を見ている中国の人は、決してそのようには考えない。
 中国人同士の物取りの理屈は、自分より持てるものからはドロボーしてもいいと思っているのだろうか。より持てる人達は、自助努力により相対的に富める部類に入った人たちもいる。そういう人たちの努力は同じ国民同士で、評価しなくてはならないだろう。
 日本にも訳も分からず、犯罪行為を行う輩がいる。「差不多」、中国語で大差ないという意味。日本も中国も大差が無い。