天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

桜の花

 桜の花に早咲きというのがあるらしい。
 家内の友人が農作物を送ってくれた荷の中に、桜の枝が入っていたという。それが昨日のことで、この時期にもう桜か?ホントに桜なのか?と話していた。今日帰宅したら、その枝の花が満開ではないか。使用前、使用後というわけではないが、見比べるとよく分かる。
 枝を手折って荷の中に入れるなど、なかなか風流なことをしてくれる。
 この「風流」ということは、いかにも日本的なことに感じ、中国ではこういうのは無いだろうと思って辞書を引いたら、あった。「風流」という漢字の言葉がちゃんとある。中国では男女の関係を表す場合もあるという注釈もある。色恋沙汰が風流なことなのか。
 風流というのは、粋な感じで、粋な雰囲気を出せるというのは気持ちにゆとりが無いとそういうことは出来ない。あくせくしていては風流もクソも無い。
 中国では、余裕のある人だけが恋愛をするのか。冷静に考えれば、中国に限らず日本だって一定のゆとりの無い状態では色恋どころではない。生きるか死ぬか、死活問題に直面しているときに色恋沙汰の余裕はない。しかし、男女間の愛情、お互いを認めて尊敬の念も持ちながら、相手のために頑張るというのは、大いに活動の源にもなる。この強い決断力で急場をしのぐことができるということもあろう。これは色恋から愛情に移行するとこうなるのか。
 風流を感じる桜の枝から、随分話が進展するものだな。ゆとりがあるということだろうか。