天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

腰痛

 腰痛で悩んでいる人は意外に多い。だいたい人間が二足歩行を始めたこと自体で腰に負担がかかっているのだ。かくいう自分もぎっくり腰を二度ほど体験している。
 ぎっくり腰のことを間違えてびっくり腰と言っていた人がいたが、腰がびっくりするのではなく、ぎっくりするのだ。これが癖になるという説があるが、実はこれは腰の疲れから来るものらしい。疲れが来ているときに無理な運動や動きをすると来る。
 私に初めて来た時は、ボーリング大会の会場だった。長距離通勤者の私はじっと固まって座っている時間が長い。腰がだるいなと感じていたころ、部内親睦ボーリング大会があった。我々の世代はボーリングといえば、かつては並んでまでやったものだった。かつての勢いでボンボン投げていたら、途中から腰が動かなくなった。試合放棄で途中リタイア。ゲーム後の懇親会どころではない。手すりにつかまりながら帰宅した。運よくまだ開業していた整骨医に駆け込んだ、いやゆっくり歩きこんだのだった。それからしばらく腰にさらしをまいた生活をしていた。
 それからもう一度同じようなことがあってから、コツがわかった。腰の疲れを感じるようになったら、なるべく冷えないように且つ睡眠をとって疲れがたまらないようにしていると、いつしか元にもどる。
 最近はそういったことがほとんど無くなった。毎朝5分のヨガ体操で腰を伸ばしていることと、3年前から先輩に誘われたのがきっかけで水泳をしていることが奏功しているのだと思う。
 ジョギングもいい。と聞いて急にやりだして、やり過ぎで却って腰に負担が来て悪くなったという話も聞く。過ぎたるは及ばざるがごとしとはこのことか。なんでも度を越してはいかん。特に高齢者の運動はゆっくり始めなくては。
 しかし腰痛の原因は色々あるので、発症したらちゃんと医者に行くのがいい。最近は麻酔療法も大変進歩している。痛みを我慢していていいことはない。昔の人は我慢しがちだった。腰の場合、我慢を重ねると変なところに力が入っていて余計に悪くなる。科学の進歩の、こういうところは大いに享受すべき。原発だけはダメ。