天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国にて(3)

 昨年、広州でアジア大会(亜運会)が開かれた。そのための準備や開幕式などは2008年の北京オリンピックさながらであったらしい。本来ならその時に広州に行きたかったのだが、仕事も重要なフェーズにあり、休暇をとるのがしのびなかった。
 今回、出かける前に劉さんからもらったメールに、アジア大会を機に新しくなった広州を見てくださいとあったので、そういった場所を見てみたかった。そこで出かけたのは広州電視塔。広州タワーと呼ばれているようだが、最近できたテレビ塔だ。劉さんと韓国料理屋で食事をしたときも、50元ぐらいで入れると聞いていたので行ってみた。
 天津でやはりテレビ塔に登ったときは100元だったので、広州の方が安いのかしら?と不思議に思ったら、案の定150元と高額だった。150元を必要とするのは108階の最上階までの料金で、途中までならその半分くらいで登れるコースもあった。

 これが広州塔。

 暗くなると色々な色でライトアップされる。見ているうちに色が変わる。

 これは塔の上から見た、アジア大会の開幕式の会場。
 ともあれ、登るなら最上階だ。150元が必要かと思ったら、学生と○歳以上は30元引きの120元とあった。同行してくれた劉さんが窓口の人と掛け合ってくれた。私は今年○歳になるところで、満年齢ではそこまでいっていない。が、中国では数え年で物事を判断する。そこで、パスポートを見せたらOKだった。嬉しいようで少しさびしい気もしたが、これからは高齢の特権を楽しむ時が来たのかと思った。あの世に行くまでのつかの間の楽しみか。

 広州タワーに来ていた親子連れ。こういう風に写真など撮っている。がこの母親的おばさんも、平気でエレベータを待つ列を横入りする。がっくり来る。

 同行してくれた劉さん。最上階は108階。途中に一部しかフロアが無いのに108階というのはどういう風に数えたのだろう。数字的に中国では縁起のいい数字である。そういう数字をあてはめたのだろう。
 ちなみに、ここへ行くにはどうしたらいいのか分からなかったので行きはタクシー。しかし、塔のすぐ下に地下鉄の駅ができており、帰りは地下鉄で帰った。