天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国にて(2)

 いつも中国に行くと、そこで食べる食事はなるべく食した事のないものにトライするようにしている。別に奇抜なものとか、高価なものでなくとも中国のその土地に根付いた料理というものを味わいたい。
 今回はそういう意味では結構よかった。お店に入ってした食事は6回に及ぶ。
1回目がこれ。

右側の黄色っぽい料理は、豚の内臓と鶏をベースにしたスープ。具がたくさん入っている。結構美味しかった。左側は野菜で、きくらげとキャベツを炒めたものだが、これもグッド!
 この食事以外は、行きの機内食しか写真はない。

 これが行きの機内食。いつもトレイにごちゃごちゃ乗ってくる食事に比べるとすっきりしていい。容れ物も捨てるだけのもので、手間いらず。JALのフライトなので色々と見直しが入っているのだろう。いい印象だった。
 ともあれ、次に初めて食したもの。それは狗鍋。友人たちと3人で火鍋を食べようと言う時に、狗鍋、羊鍋、豚鍋という選択肢があった。私は狗が犬のことだとはピンと来なかったので羊鍋などと言ったら、中国人の友人には受けなかった。狗肉はどうかというので、ふと気が付いて、犬か!と思った。これは以前から一度食べてみようと思っていたものだった。それで、狗鍋を食べた。
 初めての犬肉。ゲロゲロ。どう表現していいのか難しい。肉は硬めだった。肉の色は濃い茶色。決して鶏肉のような感じではない。豚の風味ではないがイノシシに近いかもしれない。どのような犬だったのかわからないが、骨付きの部分もあって、複雑な骨とにくが絡み合った部分をしゃぶると、一瞬自分が獰猛な動物のように感じた。
 あとはお馴染みのケンタッキー。鶏肉を辛く味付けして揚げたハンバーバーとエビのてんぷらみたなのを食した。
 失敗は韓国料理の焼肉。もとIBMの劉さんと食事をしたときに、繁華街で待ち合わせたら中華料理の店が混んでいたので、隣の韓国料理屋に入った。韓国料理といえば焼肉だよねと言って、劉さんが頼んでくれたのだが、出てきたのは生の野菜とカチカチに火のとおった味のない肉だった。その店は、焼肉をメニューに載せながら、肉をテーブルの上で焼く設備が無かったのだ。劉さんは怒った!初めにそのように説明しなければいけない!そうと知っていれば頼まなかった!そのとおりだよな。
 もうひとつそれほど美味しくなかったのは、マカオから夜帰って来てから食べたワンタン麺と焼き餃子。これは、いわゆる朝飯屋のようなところで夜ごはんを食べたのが失敗。それと焼き餃子は中国では普通には食べない。春節の時の家庭料理としては有りだろうが、飯屋で頼むなら水餃子だ。
 帰国の日に、みんなと食べた中華料理は美味しかった。今回最初に食べたのと同じ湖南料理の店だった。料理の選択は私がした。まず魚。辛めに荷つけた中国の魚料理。そして豆の芽だろうか緑の細い野菜を味付けたもの。これはスープとしても美味しかった。それから店のおばさんのお勧めの燻製肉の料理。やわらかいシナ竹とベーコンをいためたような感じで美味しかった。それとエビのから揚げのようなもの。これもそこそこに中国的な味付けがしてあって美味しかった。
 と言うわけで、今回も庶民の本場の中華料理を楽しんで来ることができた。