天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

ハルビン旅行(5)−雑記−

 今回の旅行で、目に着いて書きもらしたものものを記録しておく。
 まず地下の屋台商店街。「地下街」と言ってしまえば、ちょっとした都会にはどこにでもありそう。しかしハルビンでは、中国の街ならどこにでもある屋台のお店が、そのまま地下に並んでいる場所がところどころにある。これは、冬場になると地上では野菜などが寒さのあまり凍りついてしまうため、地下で売られる。
 写真の一つ目は、ハルピン駅前の地下商店街の入り口。入口の看板に色々書いてあり、駅前広場の地下がそのまま地下街になっているのかと思ったら、さにあらず。階段を下りて30Mほどで行きどまり。突き当たりに簡単なテーブルがあり、麺類も食べられるようになっていた。
 二枚目の写真は地上の屋台商店だが、こんな店が地下にもぐったと言う感じだ。しかし、駅から少し離れた大通り「満州里」という通りの交差点の地下は、立派な地下街で洋品店がいくつも並んでいた。地上が凍ってしまう冬のハルピンでは、早くからこのような地下街が発達したのだろう。
 次の写真は、紅軍の兵隊が走っているところ?ここはどこ?
 これは訪問した大学の構内で見かけた風景だ。中国の大学では軍事教練が義務付けられている。おそらくその訓練中の若者たちだと思われる。この日行われていた大学の運動会にも、軍服の集団の行進がみられた。
 4枚目の写真の建物は、今回泊まったホテル。駅前広場から見たところ。細長の塔のようだが、この10階の駅に面した部屋だったので、絶好の眺めだった。Lungmen Hotel Harbinと言うが、現地語では「龍門大厦」と書く。
 写真には撮れなったが、ハルピンにもお乞食さんがいる。このホテルの正面の地下道の入口などに、年寄りのおばあさんや真っ黒で手足がゆがんだ小さな人など。南の広州でよく見た風景と同じ。広州は暖かいが、ハルピンでは外で物もらいができるのは今の季節だけではないだろうか。冬場はどうしているのだろう。
 最後に旅の印象としては、思いがけず素敵な街だった。冬はどんなものか、その頃一度行きたくなった。