天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

驚き桃の木

 昨晩中国から帰国し、まだ向こうで過ごした時間の余韻を残しながら出社。半分死んでいたものの、5時からは仕事相手と飲みながら意見交換。という相変わらずの5時から男。
 で、帰りの乗換駅新宿で突然「京王線はどこですか?」と聞いてくる若い女性がいた。「これから私たちも京王線に行きますが」というと、「一緒に連れて行ってくれますか」ときた。???
 思わず警戒モードに入る必要があるかと、ジロッと見るとすれた感じは無い。中国から来た人かと思いつつ中国なまりではないけどどうかと思って「新宿に慣れてないようだけど、どこかから来たの?」と聞くと「福岡です」とくる。
 行き先が同じなので話を続けていると、その彼女は東京に来て1カ月。多磨霊園にいる友人を訪ねるところだった。アパレル業界を目指して東京の専門学校に来ているらしい。というところまで分かった。
 それにしても驚いたのは、日本にもまだこんなに純な娘が頑張ろうという志を持って上京するということがあるのか!と言うことだった。事実、ありなのだ。
 福岡と聞いて、昔、学生時代に福岡からきている女性がいたことを思い出し、そのことを彼女に話して「とても強い子だったよ」というと。「私も強いです。強くなりました。・・・九州男子が強くするんです。」との事だった。若く見えるが、ここに来るまでには色々あったらしい。
 中国の田舎から、都会に働きに出る学校を出たばかりの女性たちとはまた違った感じだが、決意のほどは似たところがあるのかもしれない。この先この娘がどうなってゆくのか知りたいところだが、私は今は結構いっぱいいっぱいの状態なので、調布でそのまま別れた。このような人がまだ日本にいるということを実感しただけで充分。
 ま、日本の若者が皆が皆だらしがないということではない、ということが実物に遭遇してよく分かった、というところか。
 今日から、昨日までの4日間を振り返ろうと思っていたのに、思わず驚いた出来事を書いてしまった。
 とりあえず、今回の旅で登った広州タワーの写真を載せようか。

広州に割と最近できたテレビ塔だ。ここから去年のアジア大会の開幕式をやった会場などが目の下に見えた。詳しくはまたにしておく。