天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国の美または美意識

 毎月送られてくるALCOM WORLDという雑誌に、美男・美女の基準と言う特集があった。語学関係の雑誌なので、各国の美男・美女はどういったタイプかということが書かれていた。ミーハー的だと思いながらも、拾い読みしてみた。では中国はどのように書かれているのかチェック!
 顔立ち云々に加えて、中国の美意識に触れて次のようなくだりがあった。
 「一般に中国社会の美意識は、日本よりも華やかで、爛熟した彩りの艶やかさを尊ぶ傾向がある。」そして「学問を積み、道徳的な修養を重ねて立派な人になる」という儒教の伝統があるとのことだ。どちらも、そうだなと納得できる。
 そうではあるが、文革のときはこれと全く反対のことが良しとされた。男女とも、くすんだ色の服を着て、教養を積んだ人々は批判の対象とされて、つるしあげられ、多くの命まで奪われたのだ。まったくあれは本来の中国人にとってナンセンスなことが起きたのだ。マオが小中学生を洗脳して、権力闘争の道具としたという批判は当たっているだろう。
 悠久の歴史のある国なのだから、文化も十分に爛熟しており華やかな雰囲気が好まれるほうが中国的であろう。
 そして美女の方の条件はどうかというと、瓜実顔に二重まぶたでぱっちりした目、それに色白ということだ。それに加えてスタイルもかなりいいと私は思う。そう言われると、自分の知っている中国人女性は皆、目が大きくてきれい。
 毎朝通勤列車で一緒になる中国人女性も、色白で大きなはっきりした目をしており、鼻筋も通った美人だ。話をするわけでもないのにその人が中国人とわかったのは、電車の中で中国の新聞を読んだり、中国語の小説本を開いたり、日本語学習のテキストを見たりしているからだ。バカずらしてゲームをやってる日本人の若者より向上心が強い。いつも感心して見ている。
 日本人と中国人は、見た目がほとんど同じと思っていたが、その民族的特徴を挙げてみるとやはり違いがある。ま、だからどうだということを言うと、今やセクハラだということになりかねないので、言わないことにする。
 いづれにしても、お互いの美を認め合う関係を構築、維持してゆかねばならない。