今日は先輩からサウナに誘われる。あいにくの雨であったが、オフィスから近いので待ち合わせ場所まで歩いてゆく。途中、神保町の古本まつりの提灯がともっているのを横目に見ながら、更に歩く。雨だなと思ってふと見るとこんなものがあった。
かさの自動販売機だ！
雨が降り出したので急にそこにあるとは思えないが、実にタイムリー。自分は中国で買った折りたたみ傘を持っているので、このマシーンのお世話にはならかったが、これは便利。気になる値段は？1000円と500円の2種類があった。
不思議な値段設定。このようなものを利用するタイミングとしては、駅を降りたら雨が降っていて傘が無い。とすればみんな1000円でも必要な人は買うだろう。100円の傘もある時代に1000円は高いなと思いながらも、背に腹は代えられず、便利代だと思えば納得できるのではないか。
しかし、仮に1000円しか持っていない人が来たら、1000円の傘で全持ち金を使わないだろう。買わずに雨にぬれて出勤したりする。その場合、500円のものがあれば買う。売れないより売れた方がいいので、少し差をつけた商品を500円にしておくと、より売り上げが伸びる。ま、そんなところだろう。
サウナは良かった。日本でサウナに行くくせのある人間ではないが、中国では仕事帰りによく立ち寄った。そこの様子とよく似ている。そこを思い出してしまった。設備としては、日本の方がより整然としているのは仕方が無い。でも、トータルなコストバリューは中国の方が良かった。
などなど、またしても中国に思いをはせる一日ではあった。
