天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

仕事のプロフェッショナル

 今日は、千代田区体育館の水泳仲間の集まりで中華を食べ過ぎて帰宅。食べ過ぎは体に悪い。コレステロール高めの自分は注意が必要だ。スタイルがデブでもないので、余計に気をつけなくては。そこで、今日有った薬剤師の方からゴマがいいと聞いてきた。
 帰宅すると、コレステロール対策のゴマ、などというのんきな話ではなく、肺の病で移植をしなくては助からない人たちがいて、そういう人たちの手術をする伊達さんというお医者さんのことをテレビでやっていた。思わず見る。仕事のプロ。頭が下がる。
 医師に限らず、思いを込めて仕事をすることで、思いが力となり成功につながる。人に役立つ、社会に役立つ仕事であれば、直接人の命にかかわるという仕事でなくとも、自分の思いを込めて仕事をするべきだ。気持ちの入らない仕事なら、しない方がいい。仕事は、自分にできる仕事を選び、気持ちを込められる仕事を選ぶことができれば、収入の多少はあまり気にすべきではない。少なくとも日本にいる限り、働いている間は食べられないことはない。
 いま、中国の一日という本を読んでいる関係で、食べられない人たちの苦労を知らされているので、今の日本ではよほどのことが無い限り餓死する心配はないはずと思うのだ。終戦直後は、ヤミ米を食べない潔白な人が餓死するという悲劇があったらしい。が、今はあり得ない。
 ただ、色々な仕事が有る中で、重要と供給のバランスが崩れている分野においては、なかなか思いを込められる仕事にありつけない人もいることは確かだ。とりあえず、生活のために働らくというところから始まり、それでも次第にその仕事にのめりこむというパターンでもいい。自分の当初の思いとは異なっていても、のめりこむ状態になれること自体、自分の能力とその仕事に求められるものがマッチしている訳だ。
 しかし気をつけなくてはならないのは、往々にして目先の仕事だけに気を取られ、そのことの意味を考えもせず作業だけをしている状態に陥ることだ。これは避けねばならない。が、残念ながらそういう状態の仕事の仕方をしている人はいる。そういう人が、重要な立場で動き出すと時々世の中を不幸にすることがある。
 先を見て、全体を見て、世の中を見て、そして意義を感じられる仕事に思いを込めるべきだろう。生涯現役をモットーとする私としては、今更ながらこのように感じている。
 それにしても、肺移植の伊達先生は素晴らしい。