天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

直近の日中関係

 ニュースで報道されているように、中国漁船が尖閣列島付近で日本の巡視船に体当たりした件で、その船の船長を日本の国内法に基づいて拘留延期している。そのことに対する中国側の反発はすごい。上海万博を訪問するはずだった日本の若者1000人の旅も延期された。中国人の団体観光客も旅程をキャンセルした。
 そんな中、自分は中国に行こうとしている。飛行機がなかなかとれなかったことを思うと、中国に行こうとしている日本人は他にもたくさんいるはずだ。今頃キャンセルが続いているかもしれない。そうだとすると、私の旅程は当初もくろんだ日程でも行けたかもしれないが、時すでに遅し。
 ひとまず香港に入ることにした。ひとえに航空便の関係でそうしたのであるが、最近の情勢のさなかではとりあえず行く中国としては、賢明な選択のように見えるかもしれない。そこからマカオかアモイに行ければいいなと思っているが、ひとまず広州に入る。そこで対日感情にかかわる庶民状況をチェーックしようと思う。
 さてその日中関係であるが、中国の激しい抗議に対して温厚な日本人は逆に激しい態度が取れないでいる。そのことについて批判的な発言も見られる。「なめられてはアカンでー」と言うわけだ。しかし、どちらかがオトナにならなくてはケンカになってしまう。それだけは避けたい。何のいいことも無い。
 民間はそんなことは十分承知の上で、ビジネスを続けているはずだ。私ども庶民としても、庶民関係における日中友好は何の変化も無く続けるべきだという見解に立って、私の旅はキャンセルされない。
 ちょっとそこに行くにも、大そうな理屈が必要なこと自体面倒だな。早くもっと近しい関係に持ってゆきたい。