天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

敬老の日雑感

 3連休となった昨日は1日休み、今日はほぼ2週間ぶりに城山湖トレイルに行った。前回行った時は、帰宅していきなり風呂に入り、汗を流していたらバックペインとなったのだった。それでも1週間後にはゴルフをしていた。
 今日は時間を計ったら、2時間と3分。今までで最短時間だった。その理由は涼しさ。2週前でも山から下りたときの暑さと言ったらとんでもなかった。熱中症にならないように日陰をトボトボという感じだった。その点今日は、山から下りて、半分棒になった足を励ましながらジョグで帰ることができた。
 城山湖の周回コースでは、今日も歩きを楽しむ人たちとすれ違ったり、追い越したりした。大半は敬老の日的な人たちだった。おもに男性。高齢男性は一人で歩く。おばはんはグループでいることが多い。
 おばはんといえば、走りだしてしばらく行ったところにある農家から、一輪車に野菜の苗を並べて乗せたおばはんが出てきた。それを見た向かいのおっさんが「敬老の日によく働くねー」と声をかけると、おばはんは「私もそろそろ敬老だねー」とニコニコしている。元気でよく働くおばはんのようだ。微笑ましい会話。
 昨日は、ブックレビューの再放送で、谷川俊太郎氏の対談を見た。彼も敬老の年齢。なのに、どうも自身は年齢を意識していないらしい。高齢者の元気とはそういうものなのだろう。悟りきって偉そうにしているよりも、日々何かを求めていると年齢を忘れてしまうということだろう。それにしても、そういうことができるのは、体が元気なうち。もっと言えば脳が元気なうち。
 実際、脳がいかれたらそれまで。最近、日本でも脳死の認定が認められ、脳死患者の臓器移植が行われるようになった。高齢者の場合、脳がダメになったときに、他の臓器は移植に耐えられるくらい元気でいられるだろうか。くたびれた臓器を若い人に移植することはないだろうと思うが、分からない。
 つまらない心配をしていないで、もっと有意義な心配をしよう。