期待したい若者、その名は名倉幸次郎氏。本日届いた本の著者である。本のカバーの著者紹介とはじめにに目を通しただけで、嬉しくなった。氏は我が息子たちより更に若い。この若さで、その主張が私としては「我が意を得たり」一致している。本のタイトルは「８人のライフスタイル」。彼が感心した８人の生き方が紹介されている本だ。読む前から楽しみ。
サブタイトルは「持続可能な社会をめざす」というもの。この一言に誰も異存はあるまい。持続可能という表現が、はやり言葉になりつつあるきらいもある。それはそれでいいことだろう。
ところで、今朝のテレビのニュースでは中国の甘粛省だったかが豪雨の被害にあっていることが報道されていた。昨年は私の知る広州でも豪雨の被害があった。そこで、広州に問い合わせてみると、やはり大変な雨だそうだ。彼らの生活はいかばかりならん。特に何もできずに心配をしているだけ。
そう、持続可能な平等な、搾取のない社会の建設に向けて、若者は何もできないでいる状態から、「出来ることから楽しくやろう」というポジティヴな発想で行動しているらしい。期待が持てる。親の年代の私が却って刺激される。「老いては子に従え」とはこのことか。職場でもそのような状態になることをせつに望む今日この頃だ。
