天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

郵便物

 毎日帰宅すると、私の机の上に私宛の郵便物が放り投げられてある。おもなものはクレジットカードの請求書。それから物品販売のダイレクトメール。ゴルフ場や百貨店、小売店、旅行代理店などからキャンペーンのお知らせ。時々挨拶状、といったところだ。
 最近のはやりは、郵便物の代わりに電子メールに切り替えるというのもある。これはこれで無駄に紙を使わないという点でアクセプタブルだ。ようするに、単なる連絡事項と宣伝という郵便物が多い。
 そんな中、今日は簡単なハガキではあるが、丁寧なメッセージを受け取った。悪いことではないので、実名で紹介しておきたい。白水社からのものだった。白水社と言えば、昔からフランス語関係の出版物で知られている老舗出版社と理解しており、大学時代に仏語を学んだときに少しお世話になった程度と記憶している。
 今回は、先日読んだ本に対して、感想をハガキに50円切手を貼って出したが、これに対する礼状だった。このブログで紹介した「幸福立国ブータン」と言う本が白水社によるものだったのだ。この本に対しては、ポジティブな感想を持ったので、そのようなことを心の命ずるままに書いただけのことではあるが、更に礼状が来ると嬉しい。
 お互いに顔の見えない間柄ではあるが、商品の供給者と買い手のコミュニケーションができている感じだ。商品の供給者は、その活動の目的が昨今の会社のように、更に言えばアメリカナイズされた会社のように、株主の利益のために利益を挙げることを中心に置くのではなく、ポリシーを堅持して活動すべきであろう。
 そもそも経済活動の本来的なあるべき姿というのは、その活動により社会に貢献することが目的としてあるべきだろう。そして、何をするかは実行する主体の得意とするものでいいわけで、今回は出版社というところに対して、誠実な活動を評価している訳だ。少し回りくどかったか。
 それで、と言うわけではないが、前回の本の延長戦または類似の同類項の本がやはり白水社によって出版されており、すでに発注した。アマゾン発注だけど、発送連絡がまだ来ない。アマゾンは時々スベル。店頭に並ぶ本が、在庫なしという理由で待てど暮らせど送られず、キャンセルとなったことが2回あった。そういう苦情は届いていると思うので、再発防止策を講じてほしい。私は待っている。