天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中華料理

 今日は、勤務している会社で新年度になって、新しく転勤してきたひと達との懇親会だった。神田界隈の中華料理屋には、最近2980円で2時間飲み放題、食べ放題という店がいくつもある。料理は、ふかひれスープ以外なんでもOKというのも共通点。今日は北京ダックを注文しても、ちゃんと出てきた。お店で働いているのは当然中国人。中国の人はほんとうによく働く。恐らくみな故郷に家族を残し、働きに出て、日本語を適当にマスターして日本まできている人たちが多いと思う。日本語就学生という身分や、いろいろだろうと思うが、みな生きるために必死だ。そこが中国パワーなのだと思う。
 話は中華料理。神田界隈では、みなおいしいとはいうものの、味はやはり日本人向けの適度な辛さになっている。今日のお店も四川料理の店ということであったが、池袋の四川料理と比べると、かなり中国らしさに差がある。けっこういける料理もあったので、十分に楽しめる。それで2980円は確かに安い。神田だけがこうなのかというと、そんなことはない。私の地元八王子の近所でも、中国人のひと達がやっている美味しくて安い中華料理店がある。ジョギングコースの途中にあると、以前書いた。おそらく、東京中にこういう店はあるのだと思う。そしてそれは徐々に増えているような気がする。
 日本のより多くの人たちが、安くておいしい本格中華を食べるようになる。なっていると思う。そうするとどうなるかというと、日本も中国化してゆくのではないか、という仮説が成り立つ。事実そうなのかもしれない。しかし、私は中国と日本が海を隔てて遠かった時代、日本は島国として良好な気候に恵まれて、独特の文化を育ててきた。その文化の良さというものは確かにあると思う。それはそれで大切にした方がいいと思う。その日本文化のよさが、世界の人々の共感を得て、役立つ面がきっとあると思うからだ。
 中華料理を食べて、そんなことを思った。チーハオラ!