天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

ジョグをしながら考えたこと

 今日は天気が荒れるとの予報であった。昨晩は強い風が吹いていたが、今日はもうその風で雲が流れたらしい。ゆっくりと湯殿川沿いをジョギングした。午前中はまだ少し風が残っていたせいで、帰りは向かい風だった。片倉城址公園まで往復1時間強。空は曇り。中国では黄砂の季節。日本にまでそれは飛んでくる。今日の空はそんな感じがする。
 川沿いに走るので、水鳥たちを眺めることもできる。今日は、ふと見ると大きな鳥が石の上にいた。カラスより大きい。体はダークグレーで頭が少し白い。くちばしは結構長い。以前この辺りでコウノトリが羽ばたいているのを見たが、どうもそれらしい。私が移動しながら見つめているのに気付いている様子だが、飛び立とうとしない。石の上で一休みしている様子。一仕事したのだ。どこかに赤ん坊を運んできて一休みか。
 しばらく行くと、時々バンという鳥を見かける辺りで、本格的な望遠レンズのついたカメラを持ったおじさんがいた。カメラをバンのいるはずの方向に向けている。きっといるのだろう。こちらからは見えない。いつもの鴨たちは暖かくなった水のせいか、運動がにぎやか。ジョギングの時は携帯電話も持たないので、写真を取れなかった。春っぽい、たった今の写真を代わりに添付。うちの小さな庭の花たちと雪柳。

 さて昨日に引き続き、今日も地元地域への貢献をしようか。地域貢献の基本は、まずそこに住み続けること。そして地域で買い物をすること。昨日は、最寄のスーパーで芋焼酎を買った。久々に行った団地の商店街。ほんの小さな商店街だが、ここもシャッター通りになってしまっているのに驚いた。郵便局の先に、5、6件の店があったはずだが、今はかろうじてドラッグストアとそのスーパーだけになっている。本屋も電気屋もそれから何か忘れたが、何かあった。そこがシャッターの閉まったまま。
 スーパーも、最初は紀伊国屋の系列のキノクニヤだったが、もう何回も違うスーパーに入れ替わっている。これが無くなると、足の弱ったお年寄り家庭は、食べ物を買うのにも困るようになる。こういう現象は中国でもあるだろう。外資の大手のスーパーが出ているので、そのあおりを食らっている小さな商店があるはず。この前は、その小さな商店で怪しげな酒を買った。紅米酒というラベルがあり、度数は28度だった。英語でOld Red Rice CHIEWとも書いてあるので、コレステロール対策にいいレッドライスだろうと思って買ったのだ。7元。日本に持って帰って試飲したら、おいしくはない。50度くらいの白酒(バイチュー)のような感じであるが、ツンと来るだけで風味が感じられない。が飲めないことはない。安すぎるので、怪しいかもしれない。いづれにしても、中国で小さな地元商店を覗いてみると、意外と楽しいものが見つかる。