天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

いろいろなこと(2)

 仕事を始めて3日目。正月気分も終わり。そろそろ今年第1回目の中国訪問日程を決めなくては、とカレンダーを見ると今月のカレンダーの写真が目に付いた。

万里の長城の東の端。関口さんの鉄道の旅の番組でも、ここを訪問してボートに乗って海から見ていた。周囲には見所もあるらしく、ここも行ってみたいところの一つ。なにしろ中国は広い。本気であちこち行きたければ、毎日会社へ行っている場合ではないかもしれない。
 まずは広州−武漢の和稽号に乗ってみることが優先。中国の拠点を作らなければ。
 ところで、正月休みに読んだ本は約20年前の本。現代の状況を識者はどうみているか、ということで「中国問題」の核心という本をゲット。清水美和というひとの書。餃子問題の顛末が詳細に書かれている。この問題はまだ終わっていませんよ、というコメントをこのブログに頂いたこともあった。この本を読む限りでは、犯人が捕まったとは書いていない。問題は犯人が誰かということよりも、農薬が混入されたのが日本か中国かということ。その実行犯は個人的な理由で行ったのか、反日的な意図で行ったのか、あるいは背後に組織的なものがあったのか。ということだろう。
 場所については、事件後日本向けに出荷できなくなった製品を中国国内に売り払ったら中毒患者が出た、ということから中国で入れられたということは明らかになった。そこから先は報道されていない。捜査段階で日中の摩擦があったようで、ここから先は何がどう明らかになっても政治問題に利用されるであろうから、真相が判明しても報道はされないかもしれない。なので、この問題はこれ以上気にしても仕方がない。
 食品の安全問題については、日本人が起こした問題が次から次へ出てきた。かかる状況下では、対中国というよりも、検査制度をしっかりして、食の安全を確保する体制を作っていくことだろう。