天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

和稽号

 中国の新幹線はみな和稽号とよぶのだろうか。北京−天津で乗った快速列車がこの名前だったし、今回広州−武漢の間で開通した快速列車も和稽号と呼んでいる。それはともかく、これでまた一つ行動範囲が広がった。広州から気軽に武漢に行ける。
 ニュースによると、その和稽号が出発時間が遅れるという事故が開通4日目にして発生したらしい。原因は、室内での乗客による喫煙だったとか。新幹線のスピードは日本より速いが、「マナーがスピードに追いついていない」という辛口のコメントがあった。ま、大した事故でなくてよかった。片道3時間ということなので、日帰りの旅も可能になったわけだ。問題は切符を買うのが容易かどうかだ。北京では簡単だった。北京南駅に行けばよかった。列車の本数も多いので次の列車の切符を買えた。広州−武漢はどうだろうか。
 広州駅と言っても広州北駅から出ているらしい。まだ広州市内を通過しないのか。繋がれば香港から広州経由武漢まで、更に北京まで行くはず。広州と深センもすでに和稽号が1時間で走るらしい。ますます中国の鉄道の旅は楽しみが広がりそうだ。従来の列車に比べてお値段は高いと思うが、飛行機に乗ることを思えば気軽に移動ができるというものだ。日本の場合、遠くに行くなら飛行機の割安切符のほうが安価になった。不思議なことだが、中国もそのようになるのだろうか。
 ともあれ、今年5月の上海万博に向けて、新幹線網は一段と充実することだろう。我想看一下。