税制

　民主党政府による次年度に向けた税制改正の大綱が決まった。身近なところでは、タバコが1本あたり5円の増税で、1パック100円の値上げ。自動車重量税が現在で、エコカー減税は継続。企業関連では、増税要素はなく不況下では仕方がないのか。
　少し気になったのが、環境税の導入が見送られていること。税金については全くの素人で、取られるままに取られている。色々と個人的に税金対策をする人もいるようだが、払えるうちはいいくらいに思っておけばいいのではないか。今の日本はミエミエの搾取構造にはなっていないと思うからだ。
　税が払えるところからは徴収し、社会に役立つように使う。それが簡単にできれば、政治はもめない。その役に立つ使い方の中に、地球温暖化対策があり、その費用捻出の目的で環境税があるのではないか。少しだけ学んだ炭素税というのも、環境税の一種だろうか。
　スウェーデンという国は、世界中で一番早く炭素税を導入した国だそうだ。しかも、極めて民主的な方法でその決定はされたとか。国民全体の意識の高さがうかがえる。
　民主党による税改革は、マニュフェストと異なる部分もあるらしい。野党の立場では見えなかったことなどがあり、与党で政権を担うと必ずしもかつての計画通りにならないこともあるだろう。
　しかし、ここへ来て民主党の支持率が落ちており、結局誰がやっても変わりようがないということなのか。最近ますぞえさんが息巻いているらしい。
　今日は、冬のフィールドワークで疲れ気味。頭が回らないのでこの話題は別の機会にしよう。